・研究テーマ
今後の建築材料は建築・都市に対する要求性能の多様化と材料生産に 伴って生じる環境問題の両者を考慮して評価する必要がある。 本研究室では下記の研究に取り組んでいる。 題目 ○各種骨材の特性評価(天然滑材、廃棄物を原材とする滑材等) ○コンクリートの耐久性評価(主として中性化) ○コンクリートの調合方法の合理化 ○建築材料と環境保護 ○建築材料の変遷
・建築セミナー
卒業研究の導入教育を兼ねて輪講と演習を行い、建築材料の 知識を深めるとともに、建築材料と社会との関係について学ぶ。 題目 ○研究の進め方・論文の書き方・図表の表現方法・統計演習 ○各種実験方法 ○各種建築材料の性質 ○見学会(生コン工場、試験研究機関、材料メーカー、建築現場など)
卒業研究:研究タイプ=AまたはB
卒業研究は、研究室の研究テーマに関連して具体的な建築材料を扱い、 課題の設定とその解決の手法について新たな展開を試みるものである。 研究室のテーマは骨材やコンクリートが主であるが、 建築材料は多種多様であり、その以外の材料のテーマも歓迎する。
題目 ○各種建築材料の特性評価(天然骨材、人工骨材、副産材料等) ○中性化試験方法の評価 ○骨材・コンクリートの試験方法の評価 ○各種コンクリートの調合方法
研究室の活動
文献、図書、材料サンプル、実験施設の整備を行う とともに、他の研究機関 との情報交換、共同研究、学協会活動への参画を通して研究の効果的な推進を図っていく。 材料研究には、物理学・化学・岩石学などの幅広い学問が必要である。 本研究室では特に実験や調査に興味のある学生を歓迎する。