君島 新一

卒業研究:
新素材壁紙のテクスチャーにおける自然素材の表現性に関する研究

研究概要:
現在の日本は大量の壁紙生産国であり、年間の生産量は約6億u、世界壁紙市場の1/5を占める(←出典明記)壁紙は、素材・色・デザイン・機能など、さまざまな種類がある。 しかし日本では、無色かつシンプルの壁紙が多く施工されいる。その選定も設計者・施工者の判断に任せる傾向が見られ、消費者のニーズが充分に反映されていないケースも多い。 「自然素材壁紙」と、自然素材をモチーフとした「従来素材壁紙(塩化ビニル壁紙)」、「新素材壁紙(オレフィン壁紙)」は両者の中間に位置している。新素材壁紙は自然素材に近づけることは壁紙の性能を維持する上で素材価値を上げることになる。 よって本研究では、日本で多く使われている従来素材壁紙、と、自然素材、壁紙新素材壁紙に注目し、性質を理解した上で、壁紙シートのテクスチャーと色彩特性を官能検査より評価し、使用者が自律に材料選定を行う仕組みを構築することを目的とする。(図1)

研究成果:

君島,田村,大原(大日本印刷),新素材壁紙のテクスチャーにおける自然素材の表現性に関する研究,日本建築学会関東支部研究報告集,2011.3

君島,田村,大原,新素材壁紙のテクスチャーにおける自然素材の表現性に関する研究,その1日本建築仕上学会論文集,2011.10

君島,田村,大原,新素材壁紙のテクスチャーにおける自然素材の表現性に関する研究,その1,日本建築学会大会,2011.9

大原,君島,田村,新素材壁紙のテクスチャーにおける自然素材の表現性に関する研究,その2,日本建築学会大会,2011.9

君島,田村,大原,工学院大学論文報告集,2011.9

君島,田村,大原,素材壁紙のテクスチャーにおける自然素材の表現性に関する研究,日本建築学会技術報告集,2012.10月(採用済,掲載予定)

君島,田村,大原,視覚距離により多像化する壁紙のパターン知覚が印象評価に与える影響,その1,日本建築仕上学会,2012.10(予定)

君島,田村,大原,視覚距離により多像化する壁紙のパターン知覚が印象評価に与える影響,その2,日本建築仕上学会,2012.10(予定)

後輩へのメッセージ:
とにかくとても楽しい研究室だと思う。飲み会?が多いので、お酒が弱い人でも少しずつ強くなれますよって〇〇〇〇が言ってました。