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研究テーマ:
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研究概要: 本研究より以下の知見が得られた。 1)人システムは音源の種類が様々だが、比較的中高周波域で高く、ペットシステムは中周波域で高レベルを示した。外部発生音は高周波域の騒音レベルは低く、低音域は高いレベルを示す。 2)騒音レベル分析結果として、シェパードは対外では高音域で減衰し、ダックスフンドは対外で高音域が減衰した。靴音は0パターンとの大きな差が見られない。吸音率分析結果として、シェパードでは高周波域でよく吸音され、低周波域にて少し吸音し、ダックスフンドでは、どの地点も高周波域でよく吸音されていた。靴音では、高周波域である程度の吸音がみられる。 3)簡易縮小モデル実験にて、カーテン及びラグにおける騒音レベルの減少、特にピーク周波数で減少させることができた。 研究1,2,3により、避難所や仮設住宅における狭小な空間で、音の影響を減少するための技術的な対策について検討することができた。
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研究成果: 2)浅見樹里、田村雅紀、金巻とも子、鹿野正顕,長谷川成志,応急仮設住宅における人とペットが共棲する住環境に関する音響特性評価 平成25年度研究成果報告書,工学院大学都市減災研究センター,2014.3 3)浅見樹里、田村雅紀、金巻とも子、鹿野正顕、長谷川成志、災害時を含めたペット共棲住環境の品質評価、その2 住環境改善システムの適用による音響特性:社会貢献学会,第4回、東京、2013年12月 |
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