研究テーマ: 太陽光パネル架台の既存コンクリート部への接着性および施工品質に関する研究
研究概要: 1.研究の目的 現在、既存コンクリート部への太陽光パネル架台の接合にはアンカーによる接合が行われている。アンカーによる接合の場合、コンクリート部に穴を開けなければならないため経年劣化のよるダメージや施工面での負担が大きいなどの問題点がある。これらの問題点を改善するため従来のアンカーによる工法ではなく、接着剤による新たな工法を研究する。 2.研究の方法 接地面の状態や様々な環境によって生じる結果の検証。またその結果を踏まえ、その条件化でもっとも適した施工方法の検証を行う。 3.想定される結論とその研究が果たす社会的貢献度 接地面の状態や環境状況の改善により、施工可能になると想定できる。これにより従来のアンカーによる工法に比べ、施工が安全かつ容易になることが期待できる。また、現在これらの基準が確立されていないため、安全性についての根拠がない。この基準を今回の研究で可視化し、発注者に説明できるような根拠とする。 4.既往の研究例(田村研OBOG研究を含む)太陽光パネルの耐風性-固定部に作用する荷重の測定-ポリマーセメント系塗膜防水層の施工性ポリマーセメント系塗膜防水層の耐候劣化が耐波労性能に与える影響など
特技・趣味: 物心ついたときからずっとサッカーを続けています。現在でも埼玉県の社会人チームでプレーを続けています。その他の趣味はギター、水泳、スノボーなど
研究成果: 広幡 活人,田村雅紀,太陽光パネル架台の既存コンクリート部への接着性および施工品質に関する研究,日本建築学会関東支部論文集
広幡 活人,太陽光パネル架台の既存コンクリート部への接着性および施工品質に関する研究,工学院大学卒業論文