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研究概要：
コンクリートパネルへ貼り付けた天然木突き板の仕上げ性評価に関する研究は，木材試料の経年劣化および腐朽等の劣化を検証するため、まずはコンクリート面の貼付試験を行う。その上で，各種の木材の種類・貼付材の有無で劣化状態の検証を行う。
想定される結論とその研究が果たす社会的貢献度としては，各種の貼付木材の改修時の目安となる可能性がある。
さらに貼付のツキ板が用いられる木造建築のが改修され綺麗になることで、付加価値が上がり地域活性化に繋がる。
今後は，コンクリートと木材に関心があるので、未利用材を有効利用した木片コンクリートの基礎物性評価の研究にとても興味がある。
自身の研究としては木材の加工で出る"木粉"を使った木質コンクリートの評価や未利用木材の再利用方法の評価をしていきたいと思っています。
研究成果：
稲垣，田村，コンクリートパネルへ貼り付けた天然木突き板の仕上げ性評価，日本建築学会 関東支部
稲垣， コンクリートパネルへ貼り付けた天然木突き板の仕上げ性評価，工学院大学卒業論文
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