河野 亜沙子(かわこ)



研究テーマ:

高炉セメントを用いた多空隙製品の養生方法と基礎的物性の評価

現在、高炉セメントは地球環境問題をふまえて二酸化炭素の排出量を減らすような観点を感えるとコンクリートコンクリート部への積極的な利用がもとめらる。その場合、コンクリート部の力学的な問題があり 安定した製造がみこまれるプレキャストコンクリートであれば経年劣化のよるダメージや施工面での負担が大きいなどの問題点が解消されるかもしれなせい。これらの問題点を改善するため従来のコンクリートの工法ではなく、多空隙系の配合にしてさらに養生も考えた新たな工法を研究する。

研究の方法
まずは高炉セメントを使用して製品をつくり様々な養生環境によって生じる物性結果の検証をおこなう。
またその結果を踏まえ、その条件化でもっとも適したコンクリートの製造 養生 施工方法の検証を行う。

想定される結論とその研究が果たす社会的貢献度
高炉セメントを用いた多空隙製品の養生方法と基礎的物性の評価の研究により 調合の状態や養生環境状況の改善により、プレキャストコンクリートでより多くの施工可能になると想定できる。これにより従来の現場打ちコンクリートによる工法に比べ、現場施工から製品製造による施工が加わり安全かつ容易になることが期待できる。
また、現在これらの基準が確立されていないため、製品の安全性についての根拠がないといえる。
この基準を今回の研究でわかるようにし、発注者に説明できるような根拠とする。

研究概要:
河野 高炉セメントを用いた多空隙製品の養生方法と基礎的物性の評価
 工学院大学卒業論文