近藤舞雪(マユ)



研究テーマ:

解体時の騒音低減間仕切り壁のランナー接着工法

研究概要:

希望する研究テーマ:解体時の騒音低減間仕切り壁のランナー接着工法

1.研究の目的

改修工事を行う前の解体の際の騒音をなるべく小さくする。・非住宅における改修時の騒音をおさえ、簡単に工事を行うことや、ランナーの倒壊を防ぐため接着剤でのランナー固定を行う。 2

研究の方法

(実験方法)]・解体手順
@ 壁紙などの内装材、床材を撤去する。(床仕上げ材剥がし機)
A ボード解体棒、天井ボード解体機を使用し天井ボードを解体する。
B 天井下地クリップ外し機を使用してクリップを取り、天井下地を解体する。
C 天井吊りボルト外し機を使用し天井吊リボルトを撤去する。
D ボード解体棒、壁ボード解体機を使用し壁ボードを撤去する。コンクリート面に下地なしでボードが張られている場合はGLボンドメクリックスを使用し解体。
E スタッドカッターを使用して軽量鉄骨壁下地を切断し解体する。
F 油圧カッター、メクリックス、カテックスを使って、モルタルやコンクリートを解体する。・軽量鉄骨下地組、石膏ボード→実際の間仕切り壁を再現し、地震時の倒壊の原因、接着部の壊れ方、変形を実験し、接着剤で固定した場合との差を考える。

3.想定される結論とその研究が果たす社会的貢献度
改修工事を行う前の、解体時の騒音を減らすことで住民がそのまま暮らしながら工事が行えるようになる。・大規模な間仕切り壁の倒壊を最小限におさえ、倒壊したとしても簡単に改修が行えるようになり、改修工事の発展や祭が自の被害を未然に防げるようになる。

4研究成果

1)羽山 建、小野良寛、前橋 誠、田村雅紀、近藤舞雪, 軽量鉄骨下地間仕切り壁の改修工事における環境配慮手法の提案その1 消音標準化工法の特性分析,2019年度 日本建築学会関東支部研究報告集,CD-ROM, 2020.3

2)近藤舞雪、田村雅紀、羽山 建、小野良寛、前橋 誠, 軽量鉄骨下地間仕切り壁の改修工事における環境配慮手法の提案その2 改修時ランナー接着貼り工法の選定,2019年度 日本建築学会関東支部研究報告集,CD-ROM, 2020.3

3)近藤舞雪、軽量鉄骨下地間仕切り壁の改修工事における環境配慮手法の提案,2019年度 工学院大学卒業論文,CD-ROM, 2020.3

特技・趣味:
セミナーの時は定期的に集まることがあったけど、個々の研究が始まってから会う機会が減ってしまうと思うので、みんなで協力進めていきたいです。