根本瑛司(ねもと)



研究テーマ:

木密外壁材に塗布した高粘度液体による燃焼抑制効果と炭化形態保持性

研究概要:

外希望する研究テーマ:東京で起こる災害の対策

1.研究の目的 

近頃、地震が多発しており、特に北海道や熊本、東北にもいまだに災害が起きている。東京では地震だけでなく、老朽化した木造建築物が多いため火災が発生することが問題となっている。その対策や防災を考えたい、と予定を立てている。

2.研究の方法

地震や火災にて材料の耐久力や性能を分析し、さらに強化できそうな特性を調べて強化させる。

3.想定される結論とその研究が果たす社会的貢献度

材料の性能を調べることで、防災になる部分が少しからずでも見つけられるかもしれない。見つけられて耐久力などを強化でき、東京の最大の弱点である木造住宅密集地域の改善、または少しでも震災火災を防止する可能性が見えてくる。

4.既往の研究例

(田村研OBOG研究HPを見る) ・岩部孝幸/都市建築と災害地域におけるドローンを利用した被災度判定技術 

伊藤顕紀/災害時に使用可能な多種混合セメントによるレジリエンス対策

5.研究成果

1)小林直弘 田村雅紀 根本瑛司 後藤治 (工学院大学)石郷岡将平 小松原佑太 村田眞志 池亀主則(能美防災)堀田博文 堀内智(防災コンサルタンツ)松山賢(東京理科大学) 木密外壁材に塗布した高粘度液体による燃焼抑制効果と炭化形態保持性その1 各種木材片への高粘度液体の含浸性状2019年度日本火災学会研究発表会梗概集, 2020.5

2)田村雅紀 根本瑛司 小林直弘 後藤治 (工学院大学)石郷岡将平 小松原佑太 村田眞志 池亀主則(能美防災)堀田博文 堀内智(防災コンサルタンツ)松山賢(東京理科大学) 木密外壁材に塗布した高粘度液体による燃焼抑制効果と炭化形態保持性その2 実外壁部材の要素試験片への適用検証2019年度日本火災学会研究発表会梗概集, 2020.5

3)根本瑛司 田村雅紀 小林直弘 後藤治 木密外壁材に塗布した高粘度液体による燃焼抑制効果と炭化形態保持性2019年度 日本建築学会関東支部研究報告集,CD-ROM, 2020.3

4)根本瑛司 木密外壁材に塗布した高粘度液体による燃焼抑制効果と炭化形態保持性2019年度 工学院大学卒業論文,CD-ROM, 2020.3

特技・趣味:
コンクリートの調合やセメントの材料に大変興味がある。新宿にきてからの大学生活ではほとんど独りで行動したため、この機会にコミュニケーションを深め、協調性を高めようと思う。