|
|
研究概要: LGS ボード壁の模擬試験体を作成しせん断力試験を行い、 以下のことが分かった。 1)模擬ランナーに穴あけを行うことで、フラット形状に対 し高いせん断抵抗性を得られる。 2)穴あけの配置や個数に関しては、穴の個数が多い方がせ ん断耐力は大きくなり、千鳥配置であけることでランナ ーにかかる力が分散され、より耐力は大きくなる。 3)接着剤を厚塗にすることで、面外せん断力変位が増大し、 破壊が延性的になり、粘りのあるせん断抵抗性を示すこ とになる。 4)粉液分離型接着剤を使用して、せん断力での接着条件の 改善方法を具体的に示すことができた。本研究は 2019 年度丸高工業と工学院大学との共同研究を 発展させたものである。株式会社丸高工業の羽山建氏、渡辺 魁氏、小野良寛氏、前橋誠氏に謝意を表する。
研究の成果 水上沙緒理、田村雅紀,環境配慮型ー軽量鉄骨下地間仕切り壁のランナー接着面加工処理によるせん断抵抗性改善,2020年度 日本建築学会関東支部研究報告集,CD-ROM, 2021.3 水上沙緒理、環境配慮型ー軽量鉄骨下地間仕切り壁のランナー接着面加工処理によるせん断抵抗性改善,2020年度工学院大学卒業論文,CD-ROM, 2020.3 |
特技・趣味: |
|