受験に対する能力の結果として、クラス分けが受験では 行われましたが、それは個人の能力の一部でしかなく、 むしろ今後の勉強にとっては邪魔になるとすら言えます。 新入生に最初に授業を行うわれわれ一般教育部の教員の 重要な仕事は、このような受験勉強という歪んだマインド コントロールに対するリハビリを行って、まともな 勉強の仕方に気付いてもらうように諸君を 助けることにあると思っています。
受験に毒されていると次のような会話になります。
「先生、この問題解けません。」 「地球が太陽のまわりを1年で回ることから 周期を求めれば解けます。」 「だって、そのなの問題文に書いてないじゃ ないですか。インチキですよ。」受験では、「必ず答のある問題を」「自分一人で」「すばやく 効率的に」解くものが勝者となりました。 しかし、現実の問題は、
学生の中には化学受験の方もいると思いますが、それは あまりハンデとはなりません。もちろん、それ相応の 努力は必要ですが。
一番必要なのは問題意識を持って考える ことであることです。
このため、この講義では強制的に予習をしてもらう 手段をとっています。授業により異なりますが、以下のどちらか を実施しています。 (学生の意識が向上し、早く、このような強制的手段=邪道、 を使わなくていもいいようになることを望みます。)
また、指定範囲に問題が含まれている場合もありますが、 予習の段階で問題を解く必要は必ずしもありません。 重要なものは講義の中で解説します。事前に問題を解いて 見るときはノートを使って下さい。
ノートによる予習
指定様式の専用ノートを1冊準備します。
単にテキストを書写してくる人がいますが、これは
予習のなんたるかを分かっていない学生ですね。
ノートは学期末(試験終了後)に一時回収し,確認後返却します。
予習用紙の提出
毎時間の開始時に予習用紙を提出してもらいます。
正規の用紙を使って下さい。
提出用紙はコピーを使っても良いですが,本物と同じサイズ
様式(両面コピーとする)でなければいけません。
手書きでノートに書いたようなものは受領しません。
授業が始まってから提出した場合は「遅延」扱いです。
担当教員が入室する前に教卓に出しておくこと。
なお,提出しても内容が悪い場合は,当然ながら,減点されます。
この講義も勿論例外ではありません。主要な連絡は掲示板 および、このホームページに掲示されます。
いまから、評価のことを気にするのもどうかと思いますが、
通知しておきます。
通常は以下のようになりますが,都合により
掲示しないときもあります。
定期試験の終了後、2,3日後に
私のホームページに、試験の講評、解説、合格者一覧、
問い合わせ方法、を掲示します。
個別の問い合わせには応じません
ので、必ず、試験終了後
数日経ったら以上を自分で確認して下さい。
担当者への連絡はeメールを使いましょう。