• 内燃機関
  • 熱力学
  • サイクル
  • 機構
  • ストローク
  • 燃料
  • ピストン-クランク機構

     実際に車を動かすためには,ピストンの上下運動だけでは動きません. 上下運動を回転運動に変換してタイヤに伝達させる必要があります. それを行うのがピストン-クランク機構です. 機関車の車輪を想像すると分かりやすいですね.
     下図に示すように,ピストンが押す力と引く力, 両方の力でクランクを回転させることができます. また逆に,クランクが回転する力でピストンを動かすこともできます. 実際のエンジンでは,気体を圧縮した際に放熱する時間が 充分にとれないため,気体を圧縮するための仕事が必要になります. そのためこのようなシリンダを複数並べて,異なるタイミングで 圧縮・膨張を行うことで,別のシリンダからクランクを通じて仕事を取り出しています.

    ピストン-クランク機構 ピストン-クランク機構 ピストン-クランク機構 ピストン-クランク機構 ピストン-クランク機構 ピストン-クランク機構 ピストン-クランク機構 ピストン-クランク機構 ピストン-クランク機構 ピストン-クランク機構



    熱サイクル ←前のページ   次のページ→ ストロークによる違い

    Copyright © 内燃機関研究室 All Rights Reserved.