■調査活動
本研究室は、歴史的建造物・歴史的町並の調査・研究を行う。地域はとくに限定せず、日本全国を対象としている。 具体的な調査方法としては、対象となる建築物の野帳をとり、同時に各部位(全景)の写真撮影を行う。調査員は平面図、断面図、(架構図)をそれぞれ担当し、文書や棟札・墨書などの資料も調べる。これら現地で調査した内容を持ち帰り、資料整理、図面作成等の作業を行う。
歴史的建造物の調査の練習、建築の歴史や保存に関する論文の講読等、研修を兼ねた都内及び近辺の歴史的建造物の見学を行う。過去実績は以下の通り。 岩手県藤沢町 : 民家の解体調査及び構造実験(同学 宮澤研究室と合同) 宮城県塩釜市 : 市街地における歴史的建造物探索モデルコースの作成 東京都文京区 : 安田邸の見学 神奈川県川崎市 : 日本民家園にある江戸時代の民家の実測調査演習 神奈川県小田原市 : 南町・国府津地区の歴史的建造物リスト作成 / 南町道祖神・栢山の水路に関する整備活用計画案の作成 群馬県伊勢崎市 : 黒羽根内科医院模型制作
■卒業研究(卒業研究のタイプ : 原則としてC)
原則として「歴史的な建造物または都市・集落に関する分析・検討」を卒業研究のテーマとする。研究の箇所や観点は、各自研究室と相談の上定める。研究室が進めているプロジェクトに参加し、研究を行うことも推奨される方法のひとつ。今年度の主要プロジェクトは以下の通り。
■養蚕集落の調査 ■静岡県の茶産業に関わる建築の調査 ■茨城県つくば市筑波山門前地区周辺の保存・防災計画 ■埼玉県秩父市の町並み・伝統的建造物の調査 ■岐阜県郡上市の町並み・建造物調査 ■愛媛県津島町における建造物調査、保存・防災計画