Micro_System Lab




研究背景

付着パッドから粘着駅を分泌

アリは足先にあるパッドから
液滴を出し,その表面張力を 利用して壁面に付着している
この原理を利用したパッドを
MEMSを用いて製作し,
壁面歩行ロボットを実現する.

MEMS技術を用いた付着パッド

製作した付着パッド



MEMSにより、液滴付着を再現したガラスパッドと 柔軟付着により摩擦を利用し推進力を得る
PDMSパッドを製作した.それぞれのパッドには
液滴を分泌できるよう細かな流路を形成してある.






付着パッド

壁面歩行ロボット

壁面歩行ロボットのシミュレーション  壁面歩行ロボット


壁面歩行に成功

壁面歩行ロボットは,
アリの交互3脚歩行を
規範とし製作した.
そして腹部にガラスパッド,
各脚にPDMSパッドを搭載することで,
平滑なガラス面において
垂直壁面と,天井面の歩行に成功した.

天井面歩行に成功