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工学院大学 まちづくり学科 遠藤新研究室

Research − 領域


領域2 Urban Morphology

2013-08-09

活動内容

現在の領域2では、これまでなにか形態について提案をしたいとうことが共通認識としてありました。今回の地震によって引き起こされた被害は、都市の勉強する者として考えるべきテーマであり都市の形態というものが災害時の被害の大きさに関係してくることが今回の津波の被害で感じ、これを期に津波に対応した都市の形態を何か考えていきたいと思います。
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これまで都市形態に重点を置き活動してきました。

2010年前期
にぎわいからみた理想的な都市形態の研究では代官山ヒルサイドテラス前の旧山手通りを対象に、より賑わいを感じられる形態が作り出せるか研究し提案をまとめました。

2010年後期
後期はある敷地を対象にしたコンペに参加しました。岡山県総社市東総社駅、静岡県静岡市葵区、埼玉県さいたま市大宮区の3つです。その場所を訪れ、会話し、歩く。その過程を経てメンバーで議論し提案を行いました。

2011年前期
今回の震災をうけ、津波に対応した都市形態の在り方を探っています。対象地は岩手県釜石市です。津波避難ビルや都市施設がどのように機能しているのか等を調査し、より良い提案を行えるように現在進行中です。同時進行で「Form-Based Codes」についての研究を行っています。

2011年後期
活動休止

2012年前期
日本は高齢社会であるがこれから超高齢社会を迎えるにあたって都市形態はどのように変化しているか。またどう変わっていくべきなのか。ただ歩行者にとって良い空間ではなくて高齢者にも配慮された街の形は何かを考察する。最終的には2〜3のパターンの場面においてデザイン提案を行う。超高齢社会に向けてハード面から都市のモデルを考えていく。