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南雲研究室 Synthetic Organic Chemistry

化学の部屋HEADLINE

竜田邦明先生大学院講義         2018年10月29日(月)

早稲田大学栄誉フェロー竜田邦明先生による、大学院講義が行われました。
講演タイトル:「知の創造と活用~自然に学び自然を超す 知識を知恵に~」
これまでに100を超す天然物の全合成を達成されてきたからこそ見える哲学を、分かりやすくお話いただきました。
「研究を通して考え方を身につける」「仕事は必ず完成する」など、今後の糧となる考えに、多く触れることができました。

竜田先生、本当に有難うございました!

及川雅人先生大学院講義         2018年9月17(月)
 
横浜市立大学の及川雅人先生による、大学院講義が行われました。
講演タイトル:「神経に作用する化合物の有機合成的開発~有機化合物で生物に斬り込む~」
天然物をもとにデザインされた新規ハイブリッド化合物を合成し、その生理活性作用をマウスにおいて確かめるという興味深い研究をお話いただきました。
 
大学院生からの質問にも丁寧にご回答いただきました。
 
及川先生、どうも有難うございました!


上田実先生大学院講義          2017年10月2日(月)
 
東北大学大学院理学研究科化学専攻の上田実先生による、大学院講義が行われました。
講演タイトル:「植物の天然物ケミカルバイオロジー」
鍵となる有機化合物を合成し、それらを用いて植物の機能解明を目指す。そして、最終的には現代の食糧問題解決へ向けてへアプローチする、というストーリーに、感銘を受けました。多くの学生からの質問にも丁寧にご回答いただきました。
上田先生、どうも有難うございました!

内川治先生 生命化学科特別講義
   2017年1月25日(水)

 
武田薬品工業の内川先生に、学部生対象の講義を行っていただきました。
講演タイトル:「自然な眠りを誘う睡眠薬ロゼレムはどうやって生まれたか?」
従来用いられてきた睡眠薬とどのように違うのか、「自然な眠り」とはどのようなものなのか、大変分かりやすく、そして力強く教えていただきました。今後、家族や友人、あるいは自分自身が睡眠障害を抱えるかもしれません。そのときに、この薬ならば安心して服用できると感じました。
 
まだまだお聞きしたいことは沢山あったのですが、あっという間に2時間が過ぎてしまいました。
またご来校いただき、再び講義を受けたいと願っております。
内川先生、どうも有難うございました!


細川誠二郎先生大学院講義    2016年7月11日(月)
 
早稲田大学理工学術院の細川誠二郎先生による大学院講義が行われました。
講演タイトル:「遠隔不斉誘導反応を基軸としたポリプロピオネート合成の新戦略」
有機化学を専門としていない学生・院生のために、大変分かりやすい導入からお話いただきました。研究室での実験の様子が目に浮かぶような、引き込まれる内容であり、複雑に見える合成の、どこが注目すべき点なのかを分かりやすくお話していただきました。有機化学を専門とする立場からも大変勉強になる講義でした。
 
講義後の話も(さらに)面白く、また来ていただきたいと願っております。
細川先生、どうも有難うございました!
 

砂塚敏明先生大学院講義    2015年11月2日(月)
 
                                   教室の後ろまでびっしり
北里大学北里生命科学研究所教授の砂塚敏明先生による大学院講義が行われました。
講演タイトル:「天然有機化合物の可能性を引き出す有機合成化学の醍醐味」
北里大学名誉教授である大村智先生が2015年ノーベル生理学・医学賞を受賞されたこともあり、大村先生のご研究室出身の先生がどのようなお話をされるのか注目が集まり、大学院生のみならず、多くの学部生も聴講に訪れました。砂塚先生が手がけられている研究の全体像から最新の研究内容まで、1時間30分にわたって語って下さいました。

講義終了後は懇親会にお付き合いいただきました。砂塚先生、お忙しい中本当に有難うございました!
 


中村浩之先生大学院講     2015年9月8日(火)
 
 東京工業大学資源化学研究所教授の中村浩之先生による大学院講義が行われました。
講演タイトル:「ホウ素をつかってがんに挑む~ホウ素創薬の最前線~」
創薬に向けた熱い取り組みを(面白いトークを混ぜながら)お話いただきました。

学生主催の懇親会にもお付き合いいただきました。院生は自己紹介の後に、各々の相談事についてアドバイスをいただきました。
中村先生、有難うございました。

菅原康里先生講演会       2015年3月5日(木)

 生体分子システム研究会の第5回講演会として、工学院大学工学部応用化学科の菅原康里先生にご講演いただきました。「グルカンの化学」と題したこれまでのご研究について、1時間以上にわたり豊富な成果をご教授いただきました。多くの学部生も聴講しており、これまでの工学院大学工学部における化学の研究の歴史も知ることができる貴重な機会となりました。菅原先生、どうもありがとうございました!
 

勝村成雄先生講演会       2014年12月5日(金)

  
講演タイトル:「天然物合成の醍醐味ー海洋光合成を担う多官能性カロテノイドの合成と機能解明の物語」

合成化学者が常に考えるのは以下の問いです。

何を合成するか?
どのようにして合成するか?
合成してどうするのか?

勝村先生は、この疑問に対する一つの物語を私たちに語って下さいました。

  
質疑応答にも丁寧にお答えいただきました。

講演会後の懇親会では最後まで学生にご教示下さいました。
勝村先生、どうも有難うございました!!


川崎知己先生大学院講義    2014年6月9日(月)
 
講演タイトル:「立体選択的不斉第四級炭素構築法と生物活性インドリンアルカロイド合成への応用」



臼杵豊展先生大学院講義    2013年11月11日(月)
 

講演タイトル:「ケミカルメディシン:COPDバイオマーカー診断法の確立と植物系天然物の革新的獲得法の開発」
臼杵先生の研究グループは、COPD(慢性閉塞性肺疾患)を簡便に診断する手法の開発を目指し、その指標と成る化合物の合成を達成しました。大胆かつエレガントな合成法に、一同感銘を受けました。また、イオン性液体を利用した天然物の単離についてもお話いただきました。天然物の単離は、とてもわくわくするテーマであると思います。古くからある植物に、イオン性液体という新しいサイエンスでアプローチする内容は興味深かったです。どちらの研究においても、担当学生のアイディアが活かされているとのことでした。研究を楽しむ優れた学生が多く育っている様子もうかがえる、素晴らしい講義でした。
 
臼杵先生、ありがとうございました!

長澤和夫先生講演会       2013年11月1日(金)

 
講演タイトル:「DNAグアニン4重鎖構造をガン分子標的とする創薬研究と生命科学への展開」
G-q構造を特異的に認識する化合物の創製から始まり、合成した化合物をゲノムの解析に利用する研究について、また未だ明らかになっていない生命科学の謎に挑戦するあらたな展開について力強くお話いただきました。1時間半があっという間にすぎるほど、魅力あふれる講演でした!
            
長澤先生、有難うございました!


しっかりと聴講しました!!

品田哲郎先生講演会       2013年10月4日(金)
 
 
カイトセファリン(微生物の発酵溶液から得られた特殊なアミノ酸)の全合成からはじまり、合成した化合物の生体利用法まで展開させた力強い研究内容でした。反応が思うように進行しなくても、辛抱強く条件を精査する研究スタイルに感銘を受けました。
品田先生、有難うございました!




闐闐孝介先生講演会        2013年8月9日(金)

 
八王子キャンパス1W-211にて、闐闐孝介先生(理化学研究所、ERATO-JST)による講演会が行われました。細胞死を制御する化合物を開発し、それを用いて細胞死機構解明へ展開する力強い研究に感銘を受けました。また、“アルキン”を用いた新しいイメージング技術の開発に多くの聴衆が興味を寄せました(色づけされたラマン顕微鏡の写真は大変美しかったです)。



        
                  最後は楽しく懇親会!  闐闐先生、有難うございました!



“応化会の夕べ”での講演会   2013年7月13日(土)

新宿校舎8階のファカルティーホールにて開催された“応化会の夕べ”で、南雲教授による講演会が行われました。
       
応化会とは、工学院大学応用化学科の卒業生により構成されており、この会では毎回大先輩も多く参加して下さいます。今回も、学生・院生そして卒業生が大勢集い、南雲先生の研究にかける思いをじっくりと聞かせていただきました。
  

講演会の内容の一部を公開致します。
応化会の夕べHP.pdf へのリンク

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