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南雲研究室 Synthetic Organic Chemistry

NEWSHEADLINE


2017年10月28日 「有機合成化学協会関東支部ミニシンポジウム多摩」が開催されました。



2017年5月 第73回 有機合成化学協会関東支部シンポジウム(目白シンポ)において修士2年の岩田大昌君が、若手講演賞を受賞しました。

講演タイトル:「Arenicolide Aの中に存在する26員環ラクトン構造の合成」
岩田君、おめでとうございます。

2016年10月29日 「有機合成化学協会ミニシンポジウム八王子2016」が開催されました。
 国内外でご活躍である素晴らしい先生方にお集まりいただき、有機合成化学協会のミニシンポジウムを開催することができました。
2016_minisymposium_Hachioji.pdf へのリンク

2015年2月4日 南雲先生が静岡県立大学薬学部で講演されました!

     
 
「カチオンの化学」「セコスリキシドの全合成」について、静岡県立大学薬学部にて講演をさせていただきました。
ご招待下さった菅敏幸先生、有難うございました。


2014年10月 第56回 香油・テルペンおよび精油化学に関する討論会において修士2年の古川晃規君が、ベストプレゼンテーション賞を受賞しました。


研究助成金に採択
されました!


 安井准教授が内藤記念科学振興財団による、第8回内藤記念女性研究者研究助成金に採択していただきました。
研究テーマ 「新規カリックスピロールの合成研究」
良い成果がだせるよう、頑張ります。関係者の皆様、有難うございました。


講演会開催のお知らせ(9/27) New!

 2013年11月1日(金)17時00分より、新宿キャンパスA0514室にて、工学院大学生体分子システム研究会の第3回講演会を行います。第3回の講師は、東京農工大学大学院生命工学研究科の長澤和夫先生です。学部生の参加をお待ちしております。

  講師 : 長澤和夫(ながさわ かずお)先生(東京農工大学大学院生命工学研究科)
講演タイトル:「DNAグアニン4重鎖構造をガン分子標的とする創薬研究と生命科学への展開」

kenkyukai-3.pdf へのリンク


講演会開催のお知らせ(9/2)

 2013年10月4日(金)17時00分より、新宿キャンパスA0514室にて、工学院大学生体分子システム研究会の第2回講演会を行います。今回の講師は、大阪市立大学大学院理学研究科の品田哲郎先生です。新宿校舎での開催ですので、学部3年生は是非聞きに来て下さい!

  講師 : 品田哲郎(しなだ てつろう)先生(大阪市立大学大学院理学研究科)
講演タイトル:「カイトセファリンのケミカルバイオロジー」

kenkyukai-2.pdf へのリンク


講演会開催のお知らせ

 2013年8月9日(金)16時30分より、八王子キャンパス1W-211室にて、講演会を行います。本講演会は、「工学院大学生体分子システム研究会」の立ち上げに伴い行われます。記念すべき第1回目の講師として、理化学研究所の闐闐孝介先生においでいただきます。院生だけでなく、学部生も是非聞きに来て下さい。

  講師 : 闐闐孝介(どど こうすけ)先生(理化学研究所、ERATO-JST)
講演タイトル:「細胞死制御分子の開発とケミカルバイオロジー研究への展開」

kenkyukai-1.pdf へのリンク


研究速報


セコスリキシドの全合成に成功し、その真の立体構造を決定!

 セコスリキシドは埼玉県の土壌から採取された菌体の発酵液から単離された14員環マクロライドで、多剤耐性を獲得したがん細胞に対する克服活性を示す化合物です。1991年に東京大学の瀬戸教授らのグループにより発見されましたが、全合成はこれまでに報告されていませんでした。また、その三次元構造は決定できておらず、計算化学などの結果から下図のような絶対配置が推定されているだけでした。

最近、当研究室では、提唱された立体配置を有する化合物、およびその幾つかの立体異性体の全合成に成功しました。それらの構造データを天然物のものと比較した結果、セコスリキシドの真の立体構造は、提唱されていたものではなく、その立体異性体の一つであることがわかりました。この正しい絶対立体配置に関しては、近々学術論文に投稿する予定です。


受賞関係

工学院大学有機合成化学研究室

〒192-0015
東京都八王子市中野町2665-1

TEL 042-628-4870