リン酸マグネシウムガラスを用いた放射性廃棄物固化

原子力発電所の再処理過程で発生する高レベル放射性廃棄物はガラス固化を行い地層処分をしている。

ガラス固化を行うメリットとして、高い化学的安定性や閉じ込め性がある。

当研究室ではリン酸マグネシウムガラス(MgO-P2O5系ガラス)を用いた固化を行っている。このガラスはMgO/P2O5=1のとき各種物性が非線形を示す(リン酸異常現象)ことが知られている。

現行のガラス固化法よりも廃棄物含有量を多くできるガラス組成・構造の研究を行っている。

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