学びのシステム

学習支援センター

専門分野を学ぶには、高校までに学んだ数学や物理といった基礎がしっかり身についていることが必要です。工学院大学では、このポイントを徹底的にバックアップするために、新宿と八王子の両キャンパスに「学習支援センター」を設置しています。専属のセンター講師が数学、物理、化学、英語の4科目について個別指導と基礎講座を行い、きめ細かな指導で、学生の学習を全面的にサポートしています。また、センター内には自習スペースが設けられており、自由に勉強することができます。


PBL(Project Based Learning)

工学院大学の学びの特長は、基礎から学ぶ「理論」と、早い段階から実験や演習に取り組む「実践」をバランスよく融合した教育システムにあります。理論と実践は、どちらも「自ら考え解決できる人材=モノづくりのできる人」の実現に欠かせない、重要な両輪です。そこで、この2つをバランスよく学ぶために取り入れたのがPBL(Project Based Learning)です。ここでは学生が具体的な目標を掲げ、チーム単位で解決策を考え、目標を達成していきます。自発性と解決のための創意工夫が求められる中で、理論と実践内容の関連について理解を深めていくことができます。


英語教育プログラム

工学院大学には、多くの特色ある英語教育プログラムがあります。中でもEnglish Communication Skills Program(ECSP)は、英語を共通語とする環境の中でスムースに機能できるコミュニケーション力をつけることを目的としたプログラムです。英語はもちろん、異文化コミュニケーションのテクニックにも焦点をあてることで、英語を理解するだけでなく、どのように発信すればさまざまな問題に対処できるかを修得していきます。このプログラムを修了する時には、仕事や研究に必要なコミュニケーションを英語でとれるようになっています。

教育・研究施設

モノづくりに欠かせないのが、実験設備。工学院大学では最新機器を揃えた充実の設備を使って、授業や学生の研究、企業との共同研究が行われています。例えば、工学院大学総合研究所の「エネルギー変換エコマテリアルセンター(ECEC:Energy Conversion Ecomaterials Center)」(文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業)では、環境負荷の少ないエコマテリアルを用いて、電気・光・熱・化学エネルギーを効率良く相互変換するデバイスを開発しています。私立大学ではトップクラスの研究設備が整っています。