資格

資格を取得した先輩

取得資格:第三種電気主任技術者

future1.jpg 学部4年岩澤さん(資格取得時)

メッセージ: 電気主任技術者は,工場を持つメーカーや通信会社,ホテル,商業施設,病院など,電気設備の保守・管理には不可欠な存在ですので,就職や転職活動を有利に進められると考え取得を目指しました.しかし,第三種電気主任技術者試験(略称:電験三種)は,電気系資格の中でも難易度が高い試験として知られており,合格率は10%程度です.私は,この難関資格に対して,大学での講義の他に,スマホアプリと動画を活用して学部3年から勉強を開始し,1年間かけて4科目に合格し資格取得者となりました.大学の科目では,特に回路理論I・IIおよび同演習,電気磁気学I・IIおよび同演習が資格勉強に役立ちました.なぜなら,電験4科目のうち理論・電力・機械の基礎であるとともに,演習の時間に類似問題を解くことが多かったからです.電気電子工学科で学ぶ内容と密接に関わる電験三種の取得を,みなさんも目指してみませんか.工学院大学での大学生活が,とても有意義なものになると思います.

優遇措置がある・取得できる主な資格・免許

電気電子工学科では、電気に関する各種国家資格のほか、数多くの資格取得をめざすことができます。

  • 電気主任技術者
    第1種:事業用電気工作物の工事、維持及び運用に関する保安の監督。
    第2種:電圧17万V未満の事業用電気工作物の工事、維持及び運用に関する保安の監督。
    第3種:電圧5万V未満の事業用電気工作物の工事、維持及び運用(出力5,000kW以上の発電所を除く)に関する保安の監督。
    [資格取得の優遇措置]指定科目を履修することにより、卒業後5年以上の実務経験を有する者は、免状の交付を受けることができる。
  • 第2種電気工事士
    一般用電気工作物(住宅・店舗)の電気工事ができる資格。
    [資格取得の優遇措置]指定科目を修得することにより、第2種電気工事士の筆記試験(第1次試験)が免除される。
  • 電気通信主任技術者
    電気通信ネットワーク全体の監督者。ネットワークの工事、維持又は運用に関する監督、設備責任者に対して意見、助言を行う。
    [資格取得の優遇措置]在学中に指定科目を修得することにより、卒業後試験科目のうち「電気通信システム」が免除される。
  • 技術士
    科学技術者にとって国内で最も権威のある資格。現場との接点に立ち、コンサルトや計画、分析、試験評価など高度で幅広い業務をこなす。
    [資格取得の優遇措置]卒業することにより、第一次試験のうち、共通科目が免除される。
  • 電気工事施工管理技士
    電気工事において、工事の進行を指揮監督し、施行管理を行う。
    [資格取得の優遇措置]卒業後、1級は3年以上、2級は1年以上の実務経験で受験資格が与えられる。
  • 中学校教諭1種免許(数学)
  • 高等学校教諭1種免許(数学/工業)