Work01 of 工学院大学 谷口研究室






工学院大学建築学部建築デザイン学科谷口研究室
Since : 2000-05-24 Last : 2013-06-28

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住宅建築

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打ち水効果で涼を得る中庭を持つ車椅子の家(2005年11月竣工)
第一回バリアフリーコンペ優秀賞受賞(2006年10月)

新婚所帯の住宅である。この住まいは、下半身に障害を持つ若い主人と健常者である夫人の新居として計画された。昼間、夫人は車で出勤し、彼はこの自宅アトリエでガラス細工の仕事を行う。家事にも取り組み一般家庭の主婦の役割も彼が受け持つ。従って、1階内外のバリアフリーはもちろんだが、ホームエレベータも備え、2階を含めた全ての部屋へ車椅子で移動可能としている。外出は改造車を利用し自由に行動出来ることが、この家の配置計画を決定付けた。夫人の車を含め2台の駐車が最も簡単に、しかも天候に左右されること無くできることが条件である。中庭は玄関ホールの機能も持つ。このガラス張りの中庭へ一旦入り、室内に出入りする。ガラス屋根で中庭を閉鎖的にすれば、雨風には良いが、夏の暑さや室内の風通しなど問題となる。従って、中庭の床には開発中の「保水性土舗装材」を使用した。外部全面道路・歩道に敷地提供する形の駐車スペースには、床強度のある「保水性ブロック」を使用している。これら保水性の床材は、夏期の暑さを凌ぐのに大きな効果がある。

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終の棲家 ~介護の負担を減らす家~(2005年12月竣工)

子育てが終った老夫婦二人のための住まいである。二人いる子供達はまだ独身ではあるが、たまに帰宅する程度でこの両親は将来子供やその家族との同居を前提とせず、新築の計画を依頼してこられた。この施主は、体が不自由になった高齢のご両親を、この旧宅で最後まで、夫婦力を合わせ介護し看取ることができた。その時、この古い住まいが、如何に老人介護に不向きかを嫌と言うほど思い知らされた。この教訓を基に自分たちが年老いた時、子供達及びその家族にいかに介護の負担を少なくするか。これが我々に与えられた設計条件となった。

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東向島の家(2005年8月竣工)

1階に作業場をもつ老夫婦のための住宅である。主な生活空間である2階にはスカイライトをもったサンルームを配置している。そのサンルームを囲うように、リビング、寝室が配置され、開放的なリビングはゆったり収納できるロフトスペースを持つ。老夫婦のために、サンルームと居間はバリアフリーのフラットな床でつながっている。全体的に、小さなサンルームが広く感じられるのは、北面に設置されている鏡の効果が挙げられる。

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千歳船橋の家(2004年8月竣工)

延床面積26.32坪の狭小住宅でありながら、広さを感じ快適に生活ができるようコートハウスの提案を行っている。駐車場や玄関アプローチはバリアフリーで段差をなくし(上框の段差も30mm)、リビングから中庭の出入りもバリアフリーサッシを用いるなど、その工夫が随所に見られる。計画時には洗面とトイレを別にしていたが、高齢になってからの車椅子生活を見据えて、洗面とトイレを一体とする案に変更された。ローコスト住宅でありながら、IHクッキングヒーター、温水式床暖房、電気給湯器等などの設備機器のグレードは維持しつつオール電化を実現。過密な都市において広さを感じながら生活のできるコートハウスの魅力が十二分に発揮されている。

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甲府の家の家(2003年1月竣工)

当初、既存住宅(産婦人科医院)の上に3階を増築する計画案を検討していた。しかし、新規に土地を購入されることが決まり、新たに二世帯住宅を新築する計画の提案に移ることとなった。既存産婦人科医院とは、1軒おいて隣接しているため、R型のデザインモチーフを受け継ぎつつも、施主のたっての希望から外観はコンクリート打ち放しとした。R型部分は1.8mのガラスブロックを積層させ、道路からのプライバシーを確保している。

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都市型二世帯の家(2002年3月竣工)

打ち合わせを繰り返し、特有の厳しい法規的な制限の中で、これからの新しい都市型の二世帯住宅提案を試みた。親世帯のある3階に中庭をもち、子世帯の住む2階とを中庭を介したガラスブロックによって緩やかにつないでいる。動線は各々のプライバシーを保ちつつも、視覚的にはお互いの存在を認識できるよう工夫を凝らしている。周囲は豊かな緑を携えているが、秋にはそれが大量の落ち葉をもたらすため、それらの処理をいかに行うかが設計のひとつのポイントとなった。何度も打合せを行い、大幅なプラン変更も行った末、ようやく完成へとこぎつけた。苦労した点も多かったが、それだけに完成したときの感動はひとしおであった。

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永福町の家(1983年1月竣工)
第7回住宅コンクール入選 昭和58年度ブロック会賞受賞

過密商店街のすぐ裏手に位置する馬蹄形のコートハウス。道路には3mの間口が接しているだけで、8m奥まった正面が玄関となる。家族や近所の親しい人は、その玄関の脇を通って直接中庭に入ることができる。中庭は居間・食堂・台所・老人室の延長として、プライバシーの高い活性化したコートハウスとなっている。

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洗足の家(1984年3月竣工)
住宅建築賞受賞 トータルインテリア作品コンクール特別優秀賞受賞

30坪の敷地に建つ2世帯コートハウス。老夫婦の寝室および共通する居室は、全て一階にまとめてある。子世帯の寝室、書斎、二人の孫の部屋が2階とロフトにコンパクトに納まる。中央の大きなダイニングキッチンテーブルで、食事と団らんの全てをまかなう。家族の多様な使い勝手に応じるインテリア家具と設備の工夫がこの家の特徴。居間南側隣地は、二階屋が特に接近しているため、採光通風は全て中庭とトップライトに頼っている。

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梅ヶ丘の家(1984年12月竣工)

敷地図を見ると、敷地面積はわずか23坪!敷地図と写真を渡された段階で、おもしろ半分にこの土地でもコートハウスができないだろうかとスケッチを起こしてみた。施主の山本夫妻にはじめて引き合わされた時、スケッチを見せると「こんな住まい方もあるのですか!?」と大変な驚きようで、その場で、「このプランで建ててください」と正式に設計を依頼されることになった。

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垂水の家(1986年02月竣工)

この住宅は神戸市垂水駅に近い住宅地にある。敷地は東西に長い角地で平坦であるが、周囲の地形は南面の海に向かって傾斜している。計画に先立ち、特に建主が示された条件は、ご商売の関係から乗用車の2台の駐車場の確保と、家相上問題のない家をつくることであった。また、この計画で提案したことは、主たる生活空間を2階においたコートハウスの考え方を導入することであった。

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調布の家(1988年03月竣工)

ピロティーに駐車スペースをとってアプローチを兼ね、一旦中庭に入ってから玄関に至る。中庭の東壁全面には鏡をはめこんでいる。この外部での鏡は、単に広く見せる機能としては「梅ケ丘の家」でその効果を確認しているが、わずかな緑を倍に見せ、道路からアプローチを透して中庭の視線が広がっていく魅力を持たせた、という点ではこちらの方がより積極的であろう。外観も開口部のあるところにはすべて軒をとり、周囲の町並みに溶け込ませながら木目を生かしたファサードとしている。

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鎌倉材木座の家(1988年04月竣工)

一階に建主ご夫婦の居室と、足の不自由なお祖父ちゃんの部屋を2階にご夫婦の寝室と、ご主人の妹さんが独立しても生活できるように、という条件であった。2階に直接上がれる外階段の要望もあり、二世帯住宅の計画となった。また、南隣地に沿って、敷地には法面があり3.2mほど低くなっている。有効に敷地を使うために境界線上に擁壁工事を同時に行うことも、まず建設の条件となった。これを地下駐車場工事と兼ねている。

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久が原の家(1989年03月竣工)

計画に先立つ設計条件は、一階に建主ご夫婦の居室と、足の不自由なお祖父ちゃんの部屋を2階にご夫婦の寝室と、ご主人の妹さんが独立しても生活できるように、という条件であった。2階に直接上がれる外階段の要望もあり、二世帯住宅の計画となった。また、南隣地に沿って、敷地には法面があり3.2mほど低くなっている。

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北浦和の家(1990年06月竣工)

準備中

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王禅寺の家(1992年4月竣工)

敷地は110坪。コの字型のコートハウスである。道路との高低差があるため、 地下状態でアプローチする。中庭からの光を鏡を使った光コートで、4倍の広さの 坪庭を現出させ、玄関ホールに明るさと品格を与えている。居間・中庭はバリアフ リーとし一体化した使い方が可能。居間吹き抜けは夏場通風よく涼しく、鏡を工夫 し大きく見せ、冬場の日照時間・省エネにも寄与している。

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古河の家(1992年08月竣工)

準備中

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万華鏡の家(1991年7月竣工)

「入間町(調布市)の家」は、訪問者が、閉鎖的な玄関から居間に入ると、鏡の効果で八倍の広さに見える「まちにわ」に圧倒される仕掛けだ。わずかな量の緑も八倍の量に変える「万華鏡」である。 この中庭見たさに訪問者は絶え間なく、近隣の人たちとの交流も活発だ。コートがこの家の存在感を内側から主張、「現代の町屋」として地域の小さな核にもなっている。

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代沢の家(1993年08月竣工)

準備中

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桜台の家(1993年8月竣工)

石積みの擁壁上の敷地に計画した二世帯住居。玄関と駐車場を道路レベルにとっ た。中庭からの採光を工夫し、暗くなりがちな地下に明るい光と品格をあたえてい る。外壁はヨーロッパから輸入した外断熱の煉瓦パネルを在来工法と組み合わせ、 高気密断熱で優れた性能を得た。

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藤が丘の家(1995年11月竣工)

二世帯住宅「桜台の家」の次男の家。敷地はやはり道路から一段高くなってお り、中庭から地下状態の玄関に光が入るアイディアは同じ。庭を広くしかも戸外生 活がアクティブにできるよう、プライバシーのあるテラスと地下へのトップライト 兼用テーブルが造り付けられている。外壁もやはり外断熱の輸入煉瓦タイルパネル 工法でありながら、コンパクトなプランでローコストに押さえている。

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成増の家(1999年7月竣工)

たばこ店を営むおばあちゃんの住まいとお店が一階。二階が子世帯が住む二世帯 住宅。おあばあちゃんは町内の人気者で、ご近所のお友達が一日中絶えない。お店 は、そのコミュニケーションを大切に考えた居間も兼ねている。二階の床までRC 壁構造でその上は木造在来工法。二階に植裁プランターをもつ中庭を中心として、 ガラス張りの屋根効果で、外部でありながらインテリアとして充分機能している。