研究成果
本研究の成果は、できる限り公開します。書籍論文等については、リストを挙げます。また、ウェブ上での実験的公開も行います。
研究成果リスト
1.一柳廣孝(編)『オカルトの帝国―1970年代の日本を読む』青弓社 2006年11月
目次
第1部 オカルトの日本
第1章 オカルト・ジャパン・シンドローム――裏から見た高度成長 金子 毅
1 オカルト・ジャパンの現状
2 疾駆するオカルト――高度成長の陰で
3 定型化されたオカルト――繁栄の時代の果てに
4 日本的オカルトの二律背反
第2章 小松左京『日本沈没』の意味 長山靖生
1 繰り返し破滅する世界
2 一九七三年の日本とは、いかなる世界だったか
3 描くことであらわにされる「不在」
4 日本なき日本人の行方
第3章 ディスカバージャパンと横溝正史ブーム 野村典彦
1 日本再発見
2 科学的思考
3 戦後社会と憑き物
4 新・日本・風土記
5 秘境あるいは奇習
6 「犬神」「家」「一族」再考
第2部 メディアのなかのオカルト
第4章 エクソシスト・ショック――三十年目の真実 谷口 基
1 「空前」の映画、日本上陸
2 嘔吐と失神の彼岸に「エクソ世代」は何を見たのか?
3 〈オカルト体験〉としての『エクソシスト』、そしてイラクへ
第5章 「ノストラダムス」の子どもたち 大島丈志
1 ノストラダムスの『予言集』の受容
2 少年誌におけるノストラダムス
3 ノストラダムスの子どもたちのその後
第6章 宗教書がベストセラーになるとき 住家正芳
1 新宗教研究にとっての一九七〇年代
2 宗教書ブーム
3 仏教ブーム
4 終末論・オカルトブーム
5 オカルトへの回路としての書店
第3部 表象としてのオカルト
第7章 〈霊〉は清かに見えねども――「中岡俊哉の心霊写真」という〈常識〉 飯倉義之
1 中岡俊哉以前――日本「心霊写真」史概略
2 「心霊写真鑑定家」中岡俊哉(一九二六―二〇〇一)
3 「心霊写真」という解放/呪縛
4 「クラブを作って心霊研究をしています」
5 一九八〇年代――霊障、そして癒しの心霊写真へ
第8章 一九七〇年代の「妖怪革命」――水木しげる『妖怪なんでも入門』 清水 潤
1 「妖怪ブーム」と水木しげる
2 水木「妖怪」のライバルたち
3 水木「妖怪」確定化への道
4 「再現」された「妖怪」たち
第9章 オカルト・エンターテインメントの登場――つのだじろう「恐怖新聞」 一柳廣孝
1 ウイングを広げる――心霊からオカルトへ
2 「新聞」というフレーム
3 躍動するオカルト
第4部 オカルトの現代史へ
第10章 円盤に乗ったメシア――コンタクティたちのオカルト史 吉永進一
1 マスターとアメリカ
2 二人のジョージ
3 すめらみことから平和と円盤へ
4 終末とCBA
第11章 メディアと科学の〈聖戦〉――一九七四年の超能力論争 吉田司雄
1 空前の超能力ブームの到来
2 「週刊読売」vs「週刊朝日」――超能力論争の勃発
3 超能力ブームへの眼差し
4 超能力論争が見えなくしたもの
おわりに 一柳廣孝
ウェブ公開
まだありません。