テーマ2 建築機能維持施設の効果的な耐震補強・改修法の開発と推進

都市型建築(超高層建築など)の機能維持のための施設・設備・ライフライン・2次部材を対象とした補強・改修法を開発すると同時に長寿命化対策を行なう予定です。
○:小課題リーダー、 下線:学内研究協力者、 ( ):学外共同研究者、 (下線):学外研究協力者

■小課題 2.1) 非構造部材・建築設備の耐震補強と改修
担当者:○山下(哲)、西川、久保、(大橋)、(田中

天井材には間仕切り壁,空調設備,消火用スプリンクラー等あらゆる非構造部材が取り付けられ、中でもスプリンクラーは可撓性に乏しい配管材料を使用した例が多いため地震時に消火設備が破壊され、甚大な被害を生じる。従って、天井を中心として、間仕切り壁とスプリンクラーの振動性状や慣性力評価を行う。   スプリンクラーアラーム弁調査

■小課題 2.2) 建築のライフライン設備の耐震性向上と長寿命化
担当者:○小林(光)、後藤(芳)、(小久保)、(一之瀬)、(坂口)、(長嶋)、(若林

建築構造物には、目に付かないが空調設備やスプリンクラー関係の 配管設備が存在する。地震及び火災等に対してこれらの機能が保証 されることが重要である。本小課題では、ビルの貯水タンク及び配 管設備の強度及び構造用締結要素やライフラインの修復用締結要素 の疲労強度及び耐震強度の検討を行う。  天井内スプリンクラー配管構造解析結果