探索型情報検索のための未知度提示システム
篠原 拓也,北山 大輔
第7回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM Forum 2015),E8-6,福島県,2015年3月,査読無
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概要
検索目標が必ずしも明確でない状態で検索を行う探索型検索において,ユーザは複数のWebページを閲覧する.しかし,WWWには同様の内容を含むWebページが多く存在している.そのため,得られる情報量が少ないWebページを選択してしまうことがあり,効率よく情報収集を行うことができない.本論文では検索結果にWebページごとの未知度を表示し,ユーザが多くの情報を得られるように支援するシステムの提案を行う.我々はWebページにユーザが知らない情報が含まれている割合を未知度と定義した.提案手法ではユーザが閲覧したWebページの単語とまだ閲覧していないWebページの単語を比較し,未知度を算出する.