レシピ推薦のためのユーザの食材購入周期に基づく余剰食材・購入予定食材推定手法
吉田 朋史,北山 大輔
第8回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM Forum 2016),P3-5,福岡県,2016年3月,査読無
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概要
食料品を購入するユーザは多くの場合自宅等に余っている食材(余剰食材)を保有しており,これらの余剰食材の種類・量によってユーザが考える料理のレシピや購入する食材が変化するなど,ユーザの購入行動やレシピ選択に影響を与えていると考えられる.そこで,ユーザが定期的に購入している食材の購入周期を過去の購入履歴に基づき算出し,直近の購入日からの経過日数によって食材の余剰確率と購入確率を変化させることでユーザの余剰食材および購入予定食材を推測する手法を提案する.スーパーマーケットチェーンでのPOSデータをユーザの購買履歴として評価実験を行い,実際の商品購入活動を精度良く推定できているかを検証する.