「鉄道ダイヤがつくれる本」

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最新版パッケージ（2019年9月28日）: Sujic-Book.zip (27,480,663 bytes)

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最新版パッケージ（2019年9月28日）解説

以下，「本書」とは「鉄道ダイヤがつくれる本」, 2019年9月25日発行の第1版第1刷を指します。

全体を通して…
いまのところ，すうじっくフロントエンド・ツールは，本に書いていない操作をするとエラーを起こす，とお考えいただかなければならないような状態です。エラーが起きた場合，ご自分でお直しいただく(!!)こともできると思いますが，ご報告いただければ，可能な限りすみやかに直したいと思います。ただ，いまのところ一人でやっているため，対応に時間がかかる可能性があることを予めお断りいたします。将来的には GitHub とかでプロジェクト管理したほうがよいとも思っていますが，当面の間はこの形をとりたいと思っています。
ウィルス対策ソフトの問題…
ウィルス対策ソフトが配布したプログラムの実行を邪魔することが，残念ながらよくあります（怪しいソフトウェアではないつもりなのですが！）。この現象は，著者が配布したものだけでなく Ruby などのフリーソフトに対してもまれならず生じます。このような問題が起きたときは，警告がポップアップしてくると思いますが，こうしたプログラムの実行についてこれらのソフトが邪魔をしないよう，必要な設定をお願いいたします。なお，配布ファイルへのウィルス感染等についてはできる限りの対策をしておりますが，万が一感染が疑われる状況を発見された場合，お手数ですがすみやかにご一報くださいますようお願い申し上げます。
本書第2章までの記述について…
本書第2章までについては，基本的に記述通りの作業が成功するものと思います。
この作業が終了し，すうじっくフロントエンドツールが出力したデータファイルは，パッケージのなかの Sujic-Book\sample-datafiles\first.xml というファイルに保存されています。
また，本書117ページの記述にある評価結果ファイルについても，著者の手許の環境で作成したものをパッケージのなかの Sujic-Book\sample-datafiles\out-EV.xml というファイルに保存してあります。
本書 3-2-2節の記述について…
本書132ページ，下から6行目以降，「『すうじっく』フロントエンドツールは既存のファイルを読み込み，変更することもできますから，」とあります。実際，既存のファイルを読み込むことはできます。具体的には，本書44ページ，2-3-2節【作業1】を行い，現れた初期ウィンドウの「XMLファイルを開く」とあるボタンをクリックしますと，既存のデータファイルを読み込むことができます。その後初期ウィンドウの「編集開始」ボタンを押しますと，編集作業に入ることができます。
ここから「OD表で与える旅客需要を2倍に大きく」する方法は以下の通りです。まず，現れた編集ウィンドウにおいて「需要」タブをクリックし，さらに「旅客出現」子タブをクリックしますと，本書109ページ，図2-106のような画面が出てきます。ところが，ここで「編集」ラジオボタンを押したのち，リストボックス内の f1_constant_rate_inflow::F1C というエントリをクリックして「編集開始」ボタンを押しても，フロントエンドツールのバグのためうまく既存のデータの編集ができません。既存のデータの削除はできますので，さきほどの画面において「削除」ラジオボタンを押し，当該エントリをクリックして「削除実行」ボタンを押して削除してください。この後は，新たな旅客出現モデルエントリを，本書105ページ以降の記載に沿って改めて入力し直してください。
一方，「列車ダイヤの周期の変更」はより簡単です。現れた編集ウィンドウにおいて「ダイヤ」タブをクリックし，「このダイヤの周期:」の項目のみを，本書71-72ページにある方法に従い変更することができます。
「OD表で与える旅客需要を2倍に大きく」した場合については，すうじっくフロントエンドツールが出力したデータファイルを Sujic-Book\sample-datafiles\3-2-2-od2.xml というファイルに，著者手許の環境で作成した評価結果ファイルを Sujic-Book\sample-datafiles\out-3-2-2-od2.ods というファイルに，それぞれ保存してあります。同様に，「列車ダイヤ周期を2倍に」長くした場合については，すうじっくフロントエンドツールが出力したデータファイルを Sujic-Book\sample-datafiles\3-2-2-cyc2.xml というファイルに，著者手許の環境で作成した評価結果ファイルを Sujic-Book\sample-datafiles\out-3-2-2-cyc2.ods というファイルに，それぞれ保存してあります。
この他のサンプルファイル等は本日の時点ではまだ用意できておりません。順次アップロードして参りますので，よろしくお願いいたします。