B.P.Wendyとは

B.P.Wendy(Birdman Project Wendy)は2001年に発足した工学院大学の学生プロジェクトの1つです。2011年に10周年を迎えます。
毎年夏に琵琶湖で行われる読売テレビの「鳥人間コンテスト」出場に向けて人力飛行機の製作に取り組んでいます。学生プロジェクトとは工学院大学が学生の創造活動を支援している団体であり、私たちは工学院大学より活動費や活動施設などの支援をしていただいています。

主な活動

人力飛行機製作を行うことが主な活動です。工学院大学八王子キャンパスの犬目校舎体育館にて活動を行っています。
製作には翼班・コックピット班・プロペラ班・電装班・CFRP班の5つの班5つのチームに分かれ、それぞれの担当ごとに活動を行なっています。

翼班翼班

飛行機の翼部分を製作する班です。
製作にはスタイロフォームという発泡スチロール系素材を使用し、リブと呼ばれる翼を支える板を1枚1枚手作業で切り出していきます。それをパイプに組み合わせ、全長約30mにもおよぶ大きな翼を製作する班です。

CFRP班CFRP班

飛行機の骨でもあるカーボンパイプを製作する班です。CFRPとはCarbonfiber reinforced plasticsの略称で、炭素繊維にプラスチック系材料を含ませ、硬化させた複合材料のことを指します。
カーボン繊維を使用し、1からパイプを作り上げることがこの班の主な仕事です。業者委託は行わず、自分たちで製作していることがWendyの持ち味です。

コックピット班コックピット班

飛行機のコックピット部分を製作する班です。
コックピットは主にパイロットを支えるフレーム部分・自転車のように足で漕ぐための駆動装置・外観となるフェアリングから構成します。このパイロットの乗り込む環境作りを主に行う班です。

 

プロペラ班プロペラ班

飛行機のプロペラ部分を製作する班です。カーボンパイプにリブというバルサ材でできた骨組みを組み合わせて、外皮を表面に被せプロペラを製作します。表面の滑らかさやねじれの調整など効率の良いプロペラを製作し、機体の推進力を創りだす班です。

電装班電装班

飛行機の操縦装置や計測装置を製作する班です。人力飛行機の多くはモーター駆動により翼の向きを変え、操縦を行っています。そのための飛行機の舵を担当しています。また、ペダルを漕ぐ回転数や機体の速度・高度などさまな情報を提供・記録するための装置を製作しています。飛行中のサポートを行う班です。