並木・前野研究室
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空気中に存在するVOC（揮発性有機化合物）等のガス状および粒子状汚染物質を効率的に取り除いて空気の清浄化を行うためには，発生原因，変質過程および化学的・動力学的な性質を把握する必要があります。そして，普段過ごす一般室内環境のみならず，クリーンルームのような製造環境や工場排ガス処理と言った多種多様な場での総合的な空気清浄化技術を研究します。また，温暖化ガスであるCO2やメタン、シェールガス由来の低級アルカンの資源化反応のための触媒反応プロセスの開発も研究しています。このように，当研究室は化学工学と触媒反応工学を融合した総合環境創成を目指します。各グループの研究テーマなどは以下をご覧ください。
大気環境工学研究室
環境触媒工学研究室
「触媒」は物質変換を司るキーマテリアルであり、私達の身の回りの日常生活用品のほとんどが触媒反応を利用して作られています。地球環境問題に関する社会の関心が高まり続けてる今、環境に優しい物質変換を実現する触媒開発は、学術界のみならず化学産業界においても最重要課題です。当研究室では、高機能固体触媒の開発と反応システム・プロセス設計により、資源循環や未利用資源有効利用のための触媒反応プロセスの創出を目指します。具体的には、(1) 低濃度CO2の還元的資源化に向けた金属ナノ粒子触媒、(2) 高難度メタン変換反応に向けた担持金属触媒、(3) アルカン脱水素に向けた水素化物触媒、などに取り組みます。また、反応条件下で観測するその場分光法により触媒活性点の構造を分子・原子レベルで解明し、得られた知見をより高機能な触媒の開発に展開することで、環境調和型社会の構築に貢献できる触媒研究を行います。
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アクセス
八王子キャンパス
研究室の所在
１２号館２０３室
住所
〒192-0015
東京都中野町2665-1
工学院大学八王子キャンパス12号館203号室
連絡先
（迷惑メール防止のため、@は(at)に変えています）
並木則和
042-673-1490
nnamiki(at)cc.kogakuin.ac.jp
前野禅
042-628-4876
zmaeno(at)cc.kogakuin.ac.jp
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