研究室紹介
講師 中島 智章 助教授
中島(智)研究室
担当科目
1部建築学科建築コース:西洋建築史、建築設計II、建築史・計画調査演習、建築概論
1部建築学科環境コース:西洋建築史、建築設計II、建築史・計画調査演習
1部建築都市デザイン学科:西洋建築史
2部建築学科:西洋建築史、基礎設計、建築設計II
大学院:−
建築セミナー
西洋建築の影響を大きく受けたわが国の近代建築のなかで、各自興味のある建築を実地に見学してもらい、写真を交えてその建築の説明をすることから始めます。以後、ゼミのなかで選んだ建築の様式や同じ様式の内外の建築について自ら調べて知識を深めていきます。また、実地に見に行くことの困難な西洋建築について少しでも見聞を広げてもらうためにスライド上映会も行っています。
卒業研究 卒業研究のタイプ:AまたはB
西洋建築史についての自主テーマとします。詳細は研究室での指導を通じて詰めていくとして、少なくとも、好きな建築は何で、それは何故か、また、どのような点に興味があるのかなどは最初から明確にしておいてほしいと思います。各自の主張のはっきりした、今後の活動の出発点となりうる卒業研究をものしてもらいたいからです。歴史とはそれ自体が自己相対化の思考様式であり、特に空間的時間的に離れたところを対象にすることはその観点からも有益な作業となるでしょう。
研究テーマ(教員の研究テーマ)
建築活動が、それを推進しようとする何らかの意志の表れという社会の営みの一つであり、建築家など建築関係者の意図の及ばぬところで展開する場合さえあったことを明らかにするという視点から、ヴェルサイユ宮殿をはじめとするアンシアン・レジーム下の建築と諸権力との関わりに注目しています。具体的には以下のように系統立てて研究しています。
○ルイ14世治下のヴェルサイユ宮殿研究
1) 城館の天井画や庭園彫刻の意味するところと宮殿の全体計画との関係についての研究
2) ルイ14世自ら編纂した「ヴェルサイユ庭園案内法」に基づく庭園のランドスケイプ研究
3) 宮殿中心部の国王や王妃が使う部分がどのように設計されたのかという研究
○近世ベルギー建築史研究
1) 当地出身者たちが建設したマルリーの揚水装置(ヴェルサイユ宮殿の噴水のため)についての研究
2) ベルギー各地の近世城塞建築や都市防御施設、また、それらの立体模型についての研究
3) リエージュ司教宮殿やリエージュ市庁舎などの現地近世建築についての研究
研究室の備品
卒業設計などの設計活動の便宜を図るべく、コンピュータ、プリンター、スキャナー、写真機関係を各種取りそろえています。