アクセスネットワーク研究室

研究テーマについて

研究の方針

近年、携帯電話や無線LANに加えてIot(Internet of Things)センサネットワークや次世代移動通信の6GにおけるNTN(Non-Terrestrial Network)を構築するドローンネットワークや衛星通信等、多種多様な無線アクセスネットワークがそれぞれの特徴を活かしたサービスを展開・検討されています。これらの目覚ましい発展の一方で、伝送媒体である電波(無線周波数)が枯渇する問題に我々は直面しています。 当研究室では、この問題を解決するべく、複数の異なる無線ネットワークが同一の周波数帯を共用することで発生する電波干渉の影響を軽減し、人類の共有財産である周波数の有効活用を可能とする無線アクセスネットワーク技術の研究を行っています。


専門分野

ICT(Information and Communication Technology)
次世代無線アクセス技術


主な研究テーマ

WiFi/無線LAN
IoT(ZigBee/BLE)
NTN(ドローンNW/衛星通信/成層圏プラットフォーム)
マルチホップ通信
GPS測位
可視光通信
MIMO/アレーアンテナ
干渉回避/干渉補償


リレー型GPSのプレゼンビデオ

リレー型GPSのプレゼンビデオへのリンク

活動記録

2024年

5月

電子情報通信学会SAT研究会にて,M1加賀谷咲那が「高速OFDM信号に重畳する低速OFDM信号の伝送品質の検討」について発表しました.

9月

電子情報通信学会ソサイエティ大会にて,M1石本将太郎が「オーバーリーチ信号のLLR合成による低軌道衛星間マルチホップ通信の伝送品質改善効果」について発表しました.

2025年

1月

ICOIN2025にて,M1加賀谷咲那が「Proposal of Multi-Stage Interference Canceller Against Adjacent Channel Interferences in NTNs」について発表しました.

3月

電子情報通信学会東京支部学生大会研究発表会にて,M1田中竜也が「LDPC符号を適用したOFDMスペクトラム圧縮伝送」について発表しました.

電子情報通信学会総合大会にて,M1松島一真が「全二重無線通信における自己干渉の時間変動に対するQAM-OFDMのBER特性」について発表しました.

電子情報通信学会総合大会にて,M1加賀谷咲那が「高速OFDM信号に重畳多重可能な低速CDMA信号数評価」について発表しました.

電子情報通信学会総合大会にて,M1石本将太郎が「分散アンテナシステムにおけるダイナミックTDDの上下リンク間干渉キャンセラの提案」について発表しました.

電子情報通信学会SAT研究会にて,M1加賀谷咲那が「多数IoT端末を重畳多重する高速OFDM信号と低速CDMA信号の重畳伝送方式」について発表しました.