夜十時過ぎ、新宿駅では電車に乗る女の子をホームで見送る男の子、池袋駅では改札を通る女の子を見送る男の子、をそれぞれ目撃。どちらも「休日のデート」の微笑ましい最後の風景というところか。邪魔だったんだけどね。こっちは仕事帰りだ。しかも風邪。
某宗教団体が募集していたヒトクローン用代理母が決まったらしい。リンクは張らないけど、この団体のWeb Pageは日本語でも読めるので興味があったら探してみよう。おおよそ人が考えうることは誰かが実行(しようと)するものだね。世界中探せば最初のヒトクローンの産みの親になりたいという女性も見つからないはずがない。世界の先進各国が禁止したって、できるところは残っているだろう。しかし「医療過誤のために最近死んだ赤ん坊」の細胞なんて残っているのか?
遺伝子組み換え作物初のリコールは、飼料用コーンにしか認可されていないはずのBt毒素遺伝子が食用コーンから見い出されたためだそうだ。 PCRおそるべし。ゲノム研究で画期的な役割を果たしたPCRは、安全性チェックの武器となって、逆に遺伝子組み換え技術の行く手を阻むのだろうか。
風邪です、引き続き。しかも八王子は少し寒い。
研究費を私的に使用したとして追徴課税されたという医学部の先生のニュースをテレビで見た。講談社から出た一般向けの本の「あとがき」で「女性が接待してくれる飲み屋」によく行くようなことを書いていたことを思い出した。関係があるかどうかは?
パスネット(東京近郊の多くの私鉄で共通に使える「イオカード」)新発売ポスターのモデルのポーズは変だ。偉いオジサンたちに無理やりあんなメルヘンな格好をさせられたモデルさんに同情します。
雑誌現代思想最新号「特集:健康とは何か?」は面白いよ。米山公啓「健康」という病は医師からの正直な告白で、併せて読むとGoodだ。
風邪の方はあと一歩で回復かも知れませんが、ひき戻すかも知れません。ところで、風邪で熱を出したときにいつも行っていた近所の医院は廃業しました。 3回ほど足を運びましたが、1度も他の患者と会わなかったところなので無理もないでしょう。院長(?)は恐らく70代後半はいっていると思われる男性、古い医学書がぎっしり詰った書棚、恐らく院長の奥さんと思われる受付の女性、薄汚れたビニールのスリッパ。すべてが一時代前の「医院」でした。 熱があって風邪みたいですがと言うと、いつも同じ問診、同じ診察、同じ注意事項、そして同じ薬(実はこれが目的)。最後に行ったときには再現フィルムを見るようなその応対に吹き出しそうになったくらいでした。きっと若いときから「風邪」を訴える無数の患者に同じように応対してきたのでしょう。 もう行くことはできませんが、院長夫婦の健康を祈ります。
制服姿の女子高生を学内で発見。何か探しているみたいだなと思っていたところ、ちょっと目があって話しかけられた。学校見学希望ということらしい。さっそく入学課に案内。受験希望者は大切な「お客様」として丁重に扱われる。受験生の親、高等学校の先生は、なおさらだ。これが少子化時代の私立大学。(八王子校舎も見た方がいいかもね。)
風邪はけっこうよくなってきました。いろいろと遅れてます。ごめんなさい。
ananの特集は「遺伝子」だそうだ。見出しを見る限り「占い」と大差ない。ABO式血液型路線の拡張版と見た。
「臓器提供意思表示カード」を「ドナーカード」と呼ぶ人が多いのはどうして? 「提供しません」を選んだっていいんだよ。 確かに、臓器の名前の方が「提供します(しません)」という字よりも大きなフォントだから無理ないかな。でも、もし本人が明確に拒絶の意思を示していない限り家族の同意でドナーになれるというふうになったら(そういう方向に動きかかけている)、このカードは「ドナー拒否カード」へと意味を変える可能性もある。そのときもコンビニに山と積まれているだろうか。
地震ですが、実家は無事のようです。
「入学試験を禁止しよう」という学生の貼紙を、非常勤で教えている某大学の掲示板で見た。「禁止」じゃないだろうな。「廃止」とか「阻止」じゃないのか? 日本語はちゃんと使おう。 学生(ちなみに女子学生)の書いた授業の感想の文章の中に「好きな人でセックスする」というフレーズがあってクラクラしていたところに追い討ちをかけられた。 ところで貼紙が自由にできることはいいことだと思う。最近そういう大学は少ない。外から見るだけだが明治大学(御茶の水の方)も最近なんだかきれいだし、噂によれば法政大学(市ヶ谷)も同様らしい。
竹宮恵子氏がコミック誌プチフラワーに連載しているマンガ記事は、大学教授となった氏の大学(人)に対する率直な驚きが出ていて面白い。
月曜日を休日にすると、週末いつも地元に帰る議員さんたちはとっても都合がいいんだろうね。 大学は曜日ごとに時間割りが決まっているので、なるべく各曜日均等に休みであるのが望ましい。 前に勤めていた大学は、かなり律儀に授業回数をそろえていたので、年に2、3回「今日は本当は水曜日だけど月曜日の授業」みたいな日があったが、そういうのが増えているに違いない。 他の国立大学でもあるらしく、間違えて授業をサボってしまった先生を知っている。休みにしてしまった最終回の授業で配るはずだった700人分のプリント(中には後からもらいにきた感心な学生もいたらしいが)の裏をメモ用紙として活用していた。
たまっていたこと片付けています。今日と明日で何とか。風邪はまだちょっと入ってます。
高木仁三郎氏が亡くなられたそうですね。ネットで調べた限り三大紙の中では毎日が一番詳しいでようです。 ご冥福をお祈りします、というよりとても残念なことです。科学論の世界では、とても重要でかつ特別な存在でした。科学は変わるや危機の科学を過敏な十代の私に読ませてしまった責任は重いぞ。
ノーベル生理学医学賞だが、高齢者ばかりだと思ったらアメフラシの研究だって。うーん。ゲノムも一息ついたし、これからは脳研究の時代だぞと言いたそうなカロリンスカ研究所。
国勢調査票を提出したはずなのに、「受け取っていないのでこれで郵送して」という封筒が入っていた。 無視しても良かったのだが気になって「出しましたよ」と電話した。すると、早急に調べますという返事の後、何度か留守伝言があった後で、終業後と思われる時間にも電話があり、丁重なお詫びがあった。 また、調査員からもお詫びのメッセージが郵便受けに入っていた。プライバシーに対する関心が高まっているだけに、トラブルには大変神経質になっているという噂はどうやら本当だったらしい。
東京工業大学は、2年ほど前に出身者初の首相が出るかと騒いでいた(民主党のK氏のこと)が、やっぱりノーベル賞の方が早かったね。当然か。
WebPageの構成を一新しました。まだいろいろ不都合な点もあると思います。気づいたらこちらで教えてください。
数えてみると、ただちにあるいはそろそろ書くべきもので、だいたい終わっているがまだ未完成の原稿が一つ、これから手をつける論文が一つ、毎月の原稿が一つ、学会発表の予稿が一つあります。いつのまに。
「シロガネーゼ直結」という埼玉高速鉄道の広告は苦しい。だいたい、相互乗り入れしている他の鉄道沿線の街の力を借りるとは情けないと思わないのだろうか。沿線地域にしても、街にしても、店にしても、より憧れ度の高い他のものを思い起こさせることで売ろうとすると失敗するのは目に見えている。所詮借り物だからだ。「多摩で銀座を食べましょう」をうたった「多摩そごう」レストラン街はもう存在しない。そのすぐそばで「トレビアンがボンジュール」とかいってフランス風の街並みをつくちゃったところも、先はそう長くないと見た。街の独自性はその閉鎖性から生まれるに違いない。初めは宮下公園そば説もあった埼京線渋谷駅を恵比寿方向に追い遣ったのは、埼玉の風を入れたくない渋谷センター街の謀略に違いないと思っている。アクセスを良くすることだけが発展じゃないと思う。
更新のお知らせです。昨日、Web Pageの大幅なリニューアルを行ったので説明します。まず、(1)左側にメニューが出るフレームを採用しました。(この頁にダイレクトで入ってくるとわかりません。Top Pageに行けばわかります。)これで全体像が見やすくなったと思います。次に、(2)研究紹介の頁に「科学論とは?」といったような一般的紹介を載せました。 これは、この頁を訪れる人には、林個人の知り合いよりも、Yahooなどの検索から来る人の方が多いことがわかったからです。これからも、林個人の情報よりももう少し一般的な情報を掲載することにします。 それから、(3)掲示板を作りました。どなたでもどうぞ。そして、(4)「アクセスログ」を載せました。Top Pageへのアクセス傾向がわかります。これまでしばらく自分だけで見てきましたが、なんだか隠れて調べているみたいでイヤなので公開します。更新の参考にするデータをとっています。(でも、2日たったら消えるようになっています。)たとえば上の(2)の改善もこのデータがあって考えたものです。
フレーム採用によってブラウザの再読み込みボタンでは再読み込みができなくなる頁があることがわかりました。対策は今検討中です。誰か詳しい人がいたら教えてください。
掲示版を作ったのですが、ちょっと不調のようです。せっかく二人の方が投稿してくれましたが、消えてしまったようです。時間がある時に原因を調査するか、もう一度作り直すかします。おわびでした。
図書新聞で五島幸明氏のインタビューを読んだ。現場(厚生省指定臓器提供病院)の医師からの「持ってはいけない、ドナーカード」という言葉は傾聴に値する。一部の推進と多数の無関心で事は進むようだ。
柔道女子選手のT氏が「悲願達成」というオリンピック関連記事を読んでしまった。そういえば有名な五輪女子柔道選手の結果について知らないということに気づいて、いつまで知らないでいられるものかと思っていたのだが、意外なところで目にしてしまった。無数に世の中に飛び出していた情報の矢をこれまでうまくかいくぐって来たのだろうが、ついに命中したという感じだ。適当にテレビや新聞に触れようとすると、知りたくないニュースでもたいがいは知ってしまうものだなあ。