私立中学の受験生は増えているらしい。子供の数は減っているのだから、受験する人の割合が増えているということだ。大学業界からすればうらやましい話。指導要領が変わって、(公立)中学で教えるべきことがものすごく易しくなってしまうことが本当に影響しているんだろうか。
そのくせ高等学校ではレベルを下げないというのだから高校での学習についていけなくなる人の割合は今よりもっと増えそう。高校進学率を下げようとしているとしか思えない。また、奉仕活動の義務化や少年犯罪への過敏な反応をあわせて考えれば、「頭の悪い子供は中学まで通って最低限のことだけ学べばいいことにしてあげるから、悪事を働くようにだけはならないでほしい」という文部(科学)省の思惑を読みとることができる。
GMFに関するコンセンサス会議関連の情報と解説(平川秀幸さんによるもの)が、ここにあります。
出身県から春の選抜高校野球に出場を決めた学校が聞いたことのない名前だった。新設校か名前を変えたかのどちらかだが、いずれにしてもこんなふうにして故郷は遠くなっていくのだと思った。
超初心者がパソコンを買うなら、質問できる便利な友人がもっているのと同じものが良いと、先日学生にアドバイスしたが、その学生がゲートウェイにしたと言いに来た。うちの研究室のと同じじゃないか。
インターネットをするだけなら十数万円も出してパソコンを買う必要はない。もうすぐセガのドリームキャストが値下げされる。何と9900円。モデムより安いぞ。
地下鉄営団南北線の本駒込駅の出口はビルの1Fになっている。でもわりと古そうなビルだ。最近できた地下鉄より古いのではないか。後からビルに地下鉄入り口をつけたのだろうか。どうやって?
都営地下鉄12号線(○江○線) の新しく開通した部分に乗車。午前10時台だが、とても空いていた。採算はとれているのだろうか。
この地下鉄の「新宿西口」という駅名はやめて欲しい。あんたも駅じゃないのか、と言いたくなる。「新宿西口駅東口で待ち合わせ」とかいうと混乱する。
入試が近づいてきて、学校はピリピリ、そわそわしている。気が気じゃないのは受験生だけではない。
定員割れの大学も問題だが、定員を大幅に超えて学生を入学させている大学にも警戒した方がいいだろう。サービスが手薄になるはず。私立大学の経営陣は、文部省から目をつけられない程度に、定員よりちょっと多めに学生を入学させることを望んでいるに違いないから注意が必要だ。
初めてちゃんと知ったのだが、18歳人口は減っていても、大学進学希望者は増えているそうだ。実感はないが、数字の上では「大学進学」人気は高まっているということになる。
源泉徴収票が集まってきた。出版社や非常勤先の大学から郵送されてくる。確定申告の準備をしなければならない。
中断の長かった明治時代生物学史研究を復活させました。これから書きます。
ネットで注文したCDを店舗受け取りにしたら、在庫を調べて店舗宛に発送したというメールが来た。店舗に着いたかどうかは、運送会社の 案内で調べろということだ。自分が送り手でも受け手でもない荷物の発送状況を調べるのは、何となく変な気がする。
JTが、アメリカの会社とフランチャイズ契約して経営していたバーガーキングの店舗を、ロッテリアに売り払うらしい。バーガーキングと言えば、森永製菓がこの業界から撤退するタイミングで日本に入ってきて、森永LOVEの看板を次々に掛け替えていったところだ。最近の売り上げではマクドナルドが突出しているしいが、ロッテリアもまだまだがんばっているね。
明治製菓がやっていた「サンテオレ」は、どうなったんだろう。全然見ないので、もうないのだろうか。ちなみに、グリコ関連のファーストフードショップがあったという噂もある。
空地になっている近所の土地が宅地として売りに出されており(たしかうちにもチラシが入っていた)、今日も現地説明会が行われていたようだ。いつだったか寒い日にも、石油缶に木切れをつっこみ火をつけて暖をとりながらパイプ椅子に腰掛けている人がいた。動かせない商品(不動産!)の側で買いに来る人を待つという商売のやり方に、どこか無理or無駄を感じるのだが。
「バーチャル・リアリティーは悪である」(ここの一番下を参照)なんて言っておきながらインパクとは、矛盾してないだろうか? インパクについては、ここが役に立つ。
入試業務というのは、大学の仕事の中で最も公にできない仕事です。それ以外のことは、たいていは何をやっているか公開してもかまわないのだけれど、入試関係は秘密です。問題作成、採点、監督その他のうち、どの仕事を、誰がしているのかということだけは明かせないです。
大学でわかったことは、大学教師が入試問題作成の「素人」であること。もちろん、この分野の「プロ」は予備校にいる。入試問題を考えることについて割ける時間の大きさが絶対的に違うのだから、そうなるしかない。昔の話だが、某大学の入試採点者は、予備校の入り口に積まれている解答例・解説速報の冊子を取りに行って採点の参考にしたそうだ。この行動は、少なくとも合理的ではある。
ジョセフ・ラウズ『知識と権力』(法政大学出版会)は、久々に刺激的な科学哲学の本だ。でも、翻訳大変だったんだろうな。それに\4500もするから、あんまり売れないんだろうな。「クーン・フーコー・ハイデガー」という副題は、それらの人々に関心のある人を読者に引き入れようという意図なのかも知れないが、議論が古いのではないかと誤解させる可能性もあるとも思う。
コンビニの中で(私の知る限り)唯一アイス(「氷」じゃなくて「氷菓子」のこと)の品揃えに気遣いの見られるセブンイレブンで、新製品他を買った。そう言えば、セブンイレブンはアイスを入れる冷凍ケースも独特。他のコンビニは、安い(100円代)アイスを出入口そば、高い(200円以上)アイスを奥の冷凍庫と分けて配置しているが、セブンイレブンでは同じケースだ。保存温度が違うのかと思っていたが、そうでもないようだ。
入試第1日目。チャイムが新鮮に聞こえる。普段は、22時半まで残っていたときに聞くことができる「電気が消えます」という放送以外、一斉に館内に響き渡る音を聞くことはない。
深夜に届いたFAX。週刊○島と書いてある。間違いファックスだ。しかし、送り主の番号も送り先の番号も書いていないので、どうしようもない。
家族だけでやっているような近所の小さなのパン屋さんの店内で、「ホームページ始めました」という貼り紙を発見した。どこにもURLは書いていない。ためしに店名で検索をかけてみたが見つからない。どういうことなのかとても謎だ。ひょっとすると、店の主人が最近パソコンを買って、インターネットでホームページを見るようになったということかも知れない。
入試なので学校への入り口が限定され、また入構者は身分証明を提示しなければならない。学長とかもそうしているのだろうか? 学生の場合は、卒論を書いている4年生のみ入ることができる。学生証をしっかり見せていたので、ちゃんと学年まではチェックしているようだ。
一昨日行われたコンセンサス会議関係のシンポジウムの詳細が出ています。ここの「シンポジウム・講演会」から入れます。シンポジウムに参加した方のそれぞれの報告の要旨も見ることができます。(「プログラム」と「要旨」が同じような名目で並んでいるのでちょっとわかりにくいです。)
都立4大学の統合計画が本当に決まったようだ。都立大学は、教員一人当たりの学生数が最も小さい大学として有名だった。赤字額が大きいと言う。確かに人件費はかかったのだろうが、意義のある研究・教育活動が行われていれば、その赤字を都が補填したって良いはず。でも、日の丸を掲げないからと都立大学の卒業式出席を拒否した都の一番偉い人がそんなことを許すはずないね。
イギリスのヒト受精卵研究は、最初厳しかったのにだんだん緩くなっているようなので、どうなっているのだろうとは思っていたが、Michel Mulkay,The Embryo Research Debate(1997)で少し納得。Mulkayによれば、研究者集団のロビー活動が相当あったらしい。「pro-life」の反対は「pro-choice」ではなく「pro-reserach」だそうだ。
2つの会議の時間が部分的に重複していたので、1つめを途中で抜け出し、急いで次に向かった。27階から19階まで、エレベータを待つのが面倒なので歩いて降りた。いつ来るかわからない高層ビルのエレベータに頼るより確実だ。
階段だけで27階から1階まで降りてみたことがあった。その時疲れるということはなかったが、一夜明けるとふくらはぎがとても痛かった。それ以降、調子に乗って階段を使うことがないようにしている。
書留が届いた。某大学の学生のレポートだった。まだ今学期の教育職務がすべて片付いていないことを思い出した。
「祝21世紀」というハガキで遺伝子組み換え情報室の存在を知りました。GMF問題関係の資料集めに便利かな。でも、まだまだこれからという感じですね。(ずいぶん充実しています。2001/07/03)
「蜻蛉」っていうのは、古語ではトンボの意味だったのだから、「蜻蛉日記」とは「トンボ日記」のことなのかという疑問がいきなり頭に浮かんだ。調べてみると、藤原道綱母の「日記」に出てくる「かげろふ」は「陽炎」のことのようだ。後から「蜻蛉」という表記になったのかも知れない。「蜻蛉」という漢字は「かげろう」を変換するとちゃんと出てくる(Atok13、IME2000とも)。
昆虫学では、最近でも蜻蛉類という言葉を「トンボの仲間」に対して用いることがあるらしい。
まだしっかり調べていないうちから「外国人女性」の遺体が発見されたと断言されていたが、「外国人」なんてどうしてわかるのだろう。国籍を証明する書類が付帯していたわけではないようだ。平均的日本人女性として思い浮かべられるものとは異なる身体的特徴があったという意味に違いない。
諸手術が可能なこの時代、「女性」かどうかも染色体確認するまで怪しいぞ。
続いて浮かんだ疑問は、「愛はかげろう」を歌っていたのは誰かというものだった。どうしても思い出せなかったので、ネット上で調べた。「雅夢」と判明した。
雅夢を思いつかなくて、頭の中に浮かんできたのはチャゲ&飛鳥と堀江淳だった。前者はポプコンつながり、後者は男声高音&一発屋という点が共通している。
先週のNature誌によると、これまで作られた遺伝子組み換え植物のうちいくつかは、野生での競争力が弱いということがわかってきたらしい。この記事(論文ではない)は、組み換えた遺伝子が野生に広がる不安が少ないということだとしているが、そんなに都合良く解釈して良いものだろうか。
振替休日だが学校に。学会関係の集まり。
振替休日だが、工学院大学は第一部のいくつかの学科が合格発表。といってもネット上でも見られるし、合格通知は受け取れるし、電話での問い合わせも受け付けているのだから、実際に掲示板の前に来て番号を探す人は少ないだろう。ていうか、いるのだろうか? 合格発表掲示板が消えてなくなるのも時間の問題だろう。
神経痛に効く温泉を検索してみた。東京にもけっこう温泉があることがわかった。新宿にもある。職場から非常に近い。
Science誌に載った日本の大学のハラスメント関係の記事の日本語訳がここにあることを知りました。講座制(研究室内の上下関係)と「性差別」という日本の大学の抱える大きな問題の両方に関係しています。
新宿郵便局で郵便物を投函。その際「コミックマーケット準備会(?)」行きの封筒をもった人物を複数目撃した。後で事情通に確かめたところ、夏コミ申し込みの締め切りが13日消印有効だったらしい。ちなみに、一人は二十歳前後の体重のありそうな男性、もう一人は女性で一見OL風だった。
合格発表掲示板が日本全国の大学から無くなれば、記念写真を撮ったり、胴上げをしたりする勘違いもいなくなってくれるだろう。
会議の日程というものは、先に先にと予定表を埋めていくので、それを中心に動いているような気になってくる。今日も会議。
2002年ワールドカップのチケットは、同じ人が同じ日の試合に複数申し込むと無効になるそうだ。他人名義で申し込む嫌がらせがありそう。でも、実際には重複をチェックできない?
合格発表が終わったらすぐに次の入試=B日程だ。推薦入試から数えると、大学は半年ぐらいずっと入試をやっていることになる。
合格者の番号がとびとびだと合格率が低くて難しい試験だったような印象を受けるが、実は事務上の都合で対応する受験生の存在しない番号があったりするので用心、用心。
教科書(国定)の執筆に関係するとき、他の会社ではやっていないかどうか確認されるようだ。複数にまたがると何か問題があるのだろうか。私はほとんど関与していませんが、新課程の高校理科教科書のために科学史、 科学論関係者がいきなりたくさん駆り出された模様です。
皇居に生息する動物の調査がされてリストが発表されたが、哺乳類のところに「ヒト」が欠けている。ちなみに、中 には「絶滅の恐れのあるもの」もいるそうだ。