暑いので、夕方まで外に出ない。
NHK特集で医療ミスをやっているのをたまたま見てしまった。そのうち手術シーンを録画するようになるかも知れない。患者は安心できるし、医師も疑いを簡単に晴らすことができるようになる。つきつめればそうなるだろう。
もう7月だ。いろいろとやらばければならないことがある。が、今日も寝る。
暑いので、夕方まで学校から外に出ない。
日本で第14例目の脳死移植は近親者がレシピエント。提供相手は指定できるのか。アメリカで「白人」なら提供するとの意思を残したという例を聞いた覚えがある。どんな指定でもありというわけにはいかないだろう。 ただし、近親者間の臓器提供は、死体腎にしても生体肝にしても、これまで日本で行われてきた歴史がある。その理由は、脳死移植が許されないからとされてきたが、ひょっとすると匿名の提供よりずっと日本になじみやすいのかもしれない。
「論述試験って何ですか」という質問を受ける。別の授業の先生がそう言ったそうだ。たしかに「論じる」とはいったい何をすることなのかを説明しようとするとけっこう難しい。そういうことをした経験はもちろんないし、論説文をたくさん読んでもいないのだから、新入生には難しいだろう。少しずつやりながら覚えていくものであるとも言えるのだが。
暑いけど、いろいろあるので外に出ないわけにはいかない。
保険付航空便を、転送してもらった近所の郵便局に受け取りに行くと、局員が受け渡しの手続きに疑問をもったらしく、カウンターの中で何人かに小声で尋ねていた。3人目に聞いて納得したようで、無事受け取ることができた。
以前不在配達通知に「via air様からの郵便物を預かっています」(「様」の前だけ手書き)と記してあったことがあった。 絶対にありえない名前ではないかも知れないし、最も目立つ字で記されていたのはそれらの単語であったかも知れないが、 それでもその仕事をしていたらしばしば出くわすであろう常套句には通じているのがプロだろうに。
失業を減らすのには良いかもしれないが、雇用の流動化はプロを減らしていくのではなかろうか。
人工知能の専門家といっしょに映画「A.I.」を観るという記事が面白かった。考えてみれば、どうしてアンドロイドや人型ロボットと言わないで(いまさら)A.I.と呼ぶのか疑問ではある。特定の機能ではなく、人の能力をまるごと機械で再現したいというのは、あまり実用的には意味のないことであり、その意味でSFだとしても非現実的だと言えるだろう。ちなみに、まだ観ていないし、観る気もない。
暑いのに、外に出る仕事。冷房の効きすぎた電車や室内との落差が体にこたえる。
夜10時。ふっと見上げた新宿西口の電工掲示板に気温を示す「30」。いっそう暑く感じる。
某出版社から雑誌の7月号が届いた。特集は「技術の哲学」。編集長は私に勉強しろと言っているのだろう。
組合の仕事のあいまに研究と授業をしているような日だった。あーっ。
候補者の名前を書く比例代表選挙に、弱小政党は同姓同名の小泉純一郎氏を立てたらどうか。結構な票が取れると思う。「比例代表は小泉純一郎」という字だけのポスターを貼りまくるといいだろう。
暑いので、さぞ学生も大変だろうと思うのだが、そうでもない。けっこう元気そうだ。若いって、いいね。まだ太陽が見える時間、早めに家路につく。
部分月食。地球の影が月に写っているのだとして、地球が「球」であることの証明になるのかどうか考えた。一連の方向(といっても限られている)からの射影が円であるような立体が球以外にあるのかどうかという問題だと思うがよくわからない。
東京電力の最大使用電力量が5年ぶりに記録更新。これまでの記録は夏休みだったはずだが。むしろ会社も学校も電気を使用している方が電力使用料は大きくなるのだろうか。発電能力にはもちろん十分余裕がある。原発無くしても普段はまかなっていけるくらいだからね。気温が35度を超えるような日は小中学校も休校にするなどすれば、もっと余裕があるはずだ。
大学の情報センターは、夏休みにサーバの入れ替えをすることになっている。2台平行しておいておく時期は、狭くて(大きい!)、暑くて(発熱する!)たいへんらしい。
暑いうえに雨が降りそうな(実際降ってきた)ので急いで帰宅。
いくつも原稿を平行して書いている。雑誌投稿予定のもの、共著予定のもの、将来不確定のもの、組合関係等、いろいろ。もっと1つずつやった方が効率は良いのだろうけれどね。1週間あいだをあけると、自分が書いたものをまず読み返して思い出す必要がある。
流山児事務所の公演が新宿の花園神社で行われているようだ。集合地道案内型チケットというのが面白そう。「集合」からすでにイベントが始まっているということか。少なくとも新宿の街に密着した企画であることは確かだ。だから新宿はやめられない。(2001/07/08「流山児★事務所」と途中に星が入ります。間違えました。ごめんなさい。なお、同様の間違いの例に、つのだひろ、情熱熱風せれなーで、てんぷらさんらいず等がある。)
パスネットで入って定期で出る、をまたやってしまった。定期で出るときに自動改札機が、入った痕跡がないと警告を出してくれるのですぐに気づくようになったのは良いのだが、その後の処理が自分ではできない。駅員に説明するが事態をうまく理解しないし、今日など計算を間違えて請求された。どうせなら間違った定期では出さないくらい徹底して欲しい。間違える私が悪いのだが。
痴漢の被害者女性のスリーサイズが記事に書いてあったりするのはどこかおかしいような気がする。でも、何がおかしいのか、 うまく表現できない。(ちなみに記事はここ。)警察は「被害者が18歳」だから 「公表はひかえる」と発表しているらしいので、一部始終が出ているのは自分からすすんでオープンにしているからということになる。
社会認識論研究会理論班の会合に一応部外者として参加。日曜の大学の建物は、部外者にはなかなか入りづらくなっている。
GMO問題はここのところ扱い兼ねていたが、科学史家らしい形で、何とか部分的な扱いはしたいと思う。
妻が遠隔地に就職を決めて幼児とともに持ち家を離れるとき、「単身赴任者」とはいったい誰のことか。 夫なのか、妻なのか。どちらもなのか、どちらも違うのか。 公務員の単身赴任手当は、「官署を異にする異動等に伴い転居し、やむを得ない事情により同居していた配偶者と別居し、単身で生活することを常況とする職員に支給されます」となっている。「赴任」なので、移動した方にのみ適用されるということのようだ。また、「単身」が条件なので、子供連れの移動では適用にならないということになる。したがって、上記のような例では、どちらも支給されない。 「単身赴任」概念は、子供の世話をする主婦(夫)を前提としていることに気づかされる。
会議が重複していると、途中で出たり入ったりがよくある。途中から別の会議に出て、それが終わって戻ってくると、まだ最初の会議が終わっていなくて、しかもそういう人が複数いると、もう何が何だかわからなくなる。
団体交渉は前進あり。気候的にはもう夏になっている。「春闘」などとは言っていられない。
10分で終わるという床屋が、池袋の駅の中にできたので、試しに行ってきた。30分待たされた。
「待ち行列」の人数と、散髪台の数を調べればだいたい予想はついたはずだ。しかし、外で待たされるためあまり中が見えなくなっている。しかも、予想待ち時間を示す赤、黄、青の3色ランプは、「10分以内」を示す黄色だった。人を欺くような店には、もう行かないぞ。
夜の池袋をひさびさに回遊。
DISCWAVEでバンドメンバー募集の掲示板をながめる。「活動を優先できる方」という条件がけっこうある。「フリーター」が認知されて以降、こういう生き方に対する抵抗は少なく なってきているのかも知れない。それは、悪いことではないのでは?
ギター、ベース、ドラムのすべてを募集しているユニット(というより楽器のできない個人!)には、驚いた。彼の携帯電話には、誰からも連絡が入らないだろう。しかし、そうやっていろんなことを学んでいくに違いない。1980年生まれだそうだ。頑張れ。
高校訪問。大学の先生の「営業」活動だ。お得意様の学校だけに、進路指導室に通され、丁重にもてなされた。(ただし飲み物などは出ない。)海から遠く離れた埼玉の大地には、砂埃が嵐のように舞い、灼熱の太陽が照りつけていた。(ちょっと嘘。)
再び学校に戻って、非常勤の先生と会議、懇親会。
メール で催促が来て、忘れていた原稿1つを思い出してあわてて仕上げる。
ビールを飲む。暑い外の空気のせいで飲みたくなるが、飲むとどっと疲れる。
久々に会った人たちとの会話では、誰が健康を害したかとか、誰はもう良くなったかといった話が出る。「もう亡くなられましたか」「いや、まだお元気です」といった会話も続く。
昼休みに2部の社会人学生。どうしたのかと思ったら、出先から帰社する途中にレポートを提出に来たのだという。たいへんだ。
外は暑い。何かおかしいのではないかと思うくらい暑い。梅雨が明けたなんてちっとも知らなかった。ここによれば、本州では関東地方だけ?
駅の改装で、以前は改札の外にあった3分間写真のボックスが改札の中に入った。失敗だと思うけどなあ。
男性なしで生殖が可能にという記事。私としては、どうやって体細胞の染色体が半分になるのかとても不思議だ。そこが一番気になる。生殖からの男性の排除などというのは、すでに事実上行われている、些末な問題に過ぎないように思えるし、この技術の可能性がどうしてそういったものと認識されるのかもよくわからない。 ところで、オーストラリアのモナシュ大学と言えば生命倫理学でも有名。生命操作の進むところは生命倫理学も進むという、正の相関関係がある?
ムーミンを宣伝用のキャラクターとして採用した大学は、広報課の職員がスナフキン柄のネクタイをしているらしい。スナフキン丸ごと一匹(一人?)の形をしたネクタイを思い浮かべてしまったが、ひょっとすると水玉の一つ一つがよくよく見るとスナフキンなのかも知れない。
西武池袋線中村橋駅のホーム東端あたりから南側を見たところ、古いビルの窓に「レコードレンタル 友&愛」の文字を発見。とっくになくなったと思っていたのだが、どうなんだろう。なにしろ「CD」じゃなくて「レコード」だ。ウェブ上で調べてみたが、「友&愛」で検索をかけると、「貧しい時代の音楽の思い出」が山のようにヒットするばかりで、この(たしか)学生企業の顛末を記した信頼できる頁には出会えなかった。
筑波万博のときに「みどり館」というパビリオンがあって、渡辺格監修の「バイオ読本」なる冊子が配られていたらしい。読みたいのだが、今更どこの誰が持っているのだろう。私の持つお宝「湯川博士ノーベル賞受賞記念原子双六」と交換してもかまわない。
筑波万博をテーマにした頁を見つけました。ここです。百三十年前のパリ万博ならもう純粋に歴史の対象だが、15年前はどうだろうか。パビリオンが「細胞融合」をイメージしているのは、時代を反映している。他にもいろいろと面白い発見がありそうだ。
学生のレポートを読む。これからしばらく、レポートと試験答案の日々が続く。
ここのところ、やたらとYahoo検索からのアクセスが多いのは、やはり大学生がレポートを書いているからだと思われる。その中に、「生命科学」「歴史」で辿り着いた工学院のIDを発見。これは私の授業のレポートを書こうとしているのではないかと思うが、こんな回り道をしなくたって。
試験のあと、会議いろいろ。
試験の日ほど、すがすがしい朝はない。何しろ今日の授業内容について、あれこれ心配をしなくていいからだ。しかし、始まってしまえば余計なことが気にならない授業と違って、試験時間はとても緊張する。
新宿校舎への道すがら、乗り合わせた施設担当理事に、八王子15号館は体積あたりの表面積が大きくて冷暖房効率がよくないのではないかという話をする。天井まで窓があったり、デザインはカッコいいんだけどね。八王子という寒暖の差の激しい土地むきではないと思われる。