生殖技術に関するガイドライン関係のことをいろいろと 調べている。「産科婦人科学会」のことを「産婦人科学会」 と書いているサイトをいくつか発見した。 テレビでニュースを読んでいるアナウンサーも、3回に1回くらいの割合で間違えているような 気がする。そもそも勘違いしているのか、誤植なのかよくわからないが、本や論文でもかなり この間違いに出くわす。ここまで間違えられるのなら、名前を変えた方が良いかも知れない。
ただし、私のように初対面の人に名前を間違えられる (私の場合は読み間違えられる)のが面白くなってくれば別だ。
早くも今年のWord of the Yearが発表された。 ここ。 3位の「稲垣メンバー」が光っている。 『知恵蔵』に載せるだけじゃなくて、テレビ朝日のニュースでも流して欲しい。
学校の新宿校舎は体育祭だが、近所の小学校もそのようだ。 2部は授業をやっているなど、イベントとしては今ひとつ盛り上がりに欠ける。
神田には行けなかったが所沢に行った。秋の古本市。 絶版本など神田より安いはずだ。今はなきリブロポートの本など。
テロの心配があるなんて、原発ができるときに地元の人が 本気には考えなかった問題の一つだと思う。何がどう変わるかわからないものだ。
電話番号が変わったという連絡が昔の学生から来た。 ADSLを導入するためにISDNをアナログに戻すと電話番号が変わることがあるらしい。 よくわからないが、表番号と裏番号というものがあるそうだ。「裏番号」というのが本当の番号で、 電話チケット予約競争の時には割り出した裏番号にかけるということが行われているとも。 こちら。
脳死移植も17例目だそうだ。 今年になってから8例目ということになる。昨年5例、一昨年4例だから、今年はペースが早い? 意思表示カードがこの1年で普及したようには思えないのだが。 それとも、そういったことはあまり関係ないのか。
画像検索ができるようになった (前からできたのかも知れないが知らなかった) googleをいろいろと試してみる。 「ネコ」や「猫」を試してみたが、実際に猫の写真が出てくるのは2割くらいだ。 招き猫の写真、「猫」のついた地名の写真、量子力学で使う説明用の図 (シュレディンガーの猫!)など、余計なものがいろいろ出てくる。 テクストの検索と違って、なかなか難しそうだ。
日本にもアファーマティブ・アクション の入試を行っている大学があるのを発見。 四国学院の入試情報の 「特別推薦入学」を参照。むしろ学校の特色を出した入試であって、 差別解消措置とは違うようにも思える。
大学はもっといろんな枠を作って、 いろいろな人を入学させると良いという人がいる。でも、普通の試験だけで入試をしたって、 成績以外の点では多様な学生が入ってくるのが本当のはずだ。 入試を多様化すると、困るのは教える方だ。基礎知識や前提が全然違うのだから。
朝日新聞によれば、とうとうES細胞を使った研究が日本でも行われることになりそうだということ。こういうときのために「指針(ガイドライン)」を作ったのだから、実際に計画が提出されるのは確かに時間の問題だったと言えるだろう。この技術の泣き所は、(今のところは)ES細胞を取ってくるのに受精卵が必要なところだ。受精卵は、体外受精の際に余ったものを使うしかない。 つまり、「体外受精はもう止めた」または「体外受精はするけど余った胚はあげないよ」 と日本中の不妊のカップルが決断したら、ES細胞研究は行えなくなってしまうということだ(ただし「輸入」する手はある)。
ここから行ける議事録などに出ているのだが、ドイツみたいにヒト受精卵の実験使用を厳しく法律で禁じてしまったら後で身動きが取れなくなる、といった意見がある。だらだらとものを決めない日本的システムは、時間を待っていろいろと可能性を見極めているという意味があるのかも。でも、本当は応用可能性の有無とかではなく、原理原則で決めるべきなんじゃないだろうか。いろいろ使えそうだから倫理基準を緩めて良いということには、ならないだろう。
夏休みに田舎に帰ってみたところ、同級生のうち2人がAV女優になり、委員長だった男の子には外国人の彼氏ができていた、と学生からの報告。「成人式が楽しみ」だそうだ。
授業研究会(他の先生の授業を見学する)ということをする。始まったときは本当に授業を90分間も聞いていることに耐えられるのかどうか不安だったが、90分後にはやっぱり授業は聞いている方がずっと楽だということがわかった。(面白い授業だったからかも知れないが。)
文学の先生の板書はやっぱり縦書きだった。普段横書きしかしない学生たちが、どんなふうにノートをとっているのかちょっと気になった。
一番後ろの席に座ろうとしている学生がいたが、 よく見ると私の授業でも一番後ろの席に座っている学生だ。 きってどの授業でも、そういうポジションを取るのだろう。結構目立つんだけどね。
うがいを毎日している。 よく利用するのは、 これ だが、類似品が出ていて、成分表を見ると違わないのでそういったものも用いている。 微妙に味が違うが、最近「聞き分け」ができるようになってきた。 なお、 うがいに本当に効果があるのかという議論については、こちらの文章が面白い。
昨日の「聞き分け」は「利き分け」にすべきでないか という修正動議が提出された。辞書には両方出ている。 ホントはもっと別の字であるという説もあるらしい。 でも、「分ける」と付けるなら「聞き」がふさわしいような気がする。
久しぶりの授業。 よく考えたら、いろいろ行事があって先週の月曜日以来だ。 1時間だけだが、いつもと少し感じが違って、ちょっと疲れる。
授業の感想に、(^Д^;; という顔文字を発見。 そもそもモニター上で表示可能な文字・記号を合わせてイラストを作る工夫から始まった顔文字が、 今度は手書きになって現れてくるという逆転が起こっているというのが面白いところだろう。 ここまで来ると、 一つの言語領域を形成していると言えるし、 ここまでくると 「アスキーアート」という芸術になってしまう。
この数日ほど、 「書類」を書くことにかなりの時間をとられている。決まった書式にあわせてわかりきったことを書く。 これは論文を書くことより数段辛い作業である。
いくつかの大学で、学園祭中は「校内飲酒禁止」を打ち出しているらしい。 工学院大学新宿校舎の場合、学内だけ禁酒にしてもほとんど無意味である。 すぐ近くには新宿西口の飲屋街がひかえているのだから。 ただし、そこまで盛り上がらないところが工学院大学学園祭の問題点かも知れない。
代理で会議に出る。 「早ければ5分で終わる」との話だったが、期待した時間のおよそ10倍の時間がかかった。 しかし、1時間かからない会議など短い方だと言える。
3時間睡眠で朝から学校。 しかし、講義をしているとさすがに眠くならない。 こうやって睡眠不足はまた持ち越されていく。
タモリが目元にケガをしたと聞いて 、眼帯をしての復帰を期待するのは私だけではないだろう。
文科系の本・雑誌が豊富な図書館で資料をコピー。 久しぶりに行くと、以前のコピーカードがまだ使えるかどうかちょっと不安になる。 大丈夫だった。この図書館は固有のカードが必要。 生協経由で同じ機械を入れていると、別の大学の図書館でも同じコピーカードが使えることもある。 この大学の良いところは資料目録が外部からも 検索可能なので、 予習してから行けることだ。 工学院大学もこのグループ に入れると良いのだが、難しいだろう。 まずは、ちゃんと司書資格をもつ図書館専門の職員を雇用することだろう。
ホテル税に反対している人たちは、 いつも一泊1万円以上のところに泊まっているのかな。 都心だと大して高級なところじゃなくても、そのくらいの値段になるのだろうか。 納税がイヤなら浦安あたりに泊まるといいだろう。
和光市 には「緊急テロ対策連絡調整本部」などというものがあるらしい。 そういえば先日アメリカ大使館のそばを通ったときも、相当厳重な警戒の様子に驚いたものだ。 朝霞駐屯地 があるからだろうか、と思ったが、面積で言えば名前のとおり隣の朝霞市が駐屯地の多くの部分を占める。 それなのに朝霞市は特にこういった「本部」は設けていない。 どうしてだろうと思っていると、駐屯地は和光市の中心分に近く、特に和光市役所は その真正面が駐屯地であることが地図 でわかって納得。 名前だけで施設の位置を推測してはいけないということだ。 現実には「朝霞」の方が駐屯地の名前で知られており、 そのメリット(知名度とか)もデメリット(町のイメージに響くのでは?)も享受しているのは 朝霞の方なのでは。
雨の中を仕事で外出。今年初のコート着用。 寒くはなかった。にもかかわらず、多少風邪の予感。最近、風邪を引きそうになって引かないで 何とかこらえてきているので、今回もこのままいきたい。 でも、ずっと風邪をひきかけのようでもある。
アジ研 (アジア経済研究所)の作ったパンフレットが印刷後に回収されたという話。 ここによれば、 ちゃんと手続きを踏まないで出版しようとしたということらしいが、日本政府にとって 都合の悪い内容だったので自粛したという印象もないではない。研究者が出版した数千部 の出版物の内容にまでこだわって差し止めなければならなくなっているとことに、 余裕の無さが垣間見えてしまうのだが。 研究所自体がリストラされても困るということかも知れない。
家で休息。穏やかな日曜日。のつもりだが仕事が・・・。
会議の後、非常勤講師の人たちとの懇親会。 朝から夜まで木枯らしの吹く八王子に滞在。 夜の八王子は思っていたより賑やかだ。 毎週、月曜日の朝八時半の八王子しか見ていないので、意外な別の面を見たような気がする。
深夜まで開いている古本屋には、 ゆっくり行ってみたいものだ。
午前中の授業の後は、授業使用の名目で借りたパソコン をそのままもって、教員の控え室や準備室を移動しつつ仕事。 人口密度の小さい部屋に場所をとり、 書きかけの文章の入ったフロッピーをドライブに差し込む。 学校のパソコンは電源無しでは使えないようになっているので、 隅の席に腰掛けなければならない。 会議の会場準備の開始までの時間をそうやって過ごす。
東南アジア某国の女性と結婚しようとしている日本人男性 某氏によると、とりあえず偽装結婚の嫌疑をかけられるため、なかなか彼女が日本に長期滞在できる ようにならないそうだ。大学でも2部(夜間)に入学した外国籍の学生が、昼間 働くためのカモフラ ージュ入学ではないかとの嫌疑をかけられて、留学生としての日本滞在を許されないということが問 題になったりするらしい。そうやって重要な交流を滞らせることの方が、日本にとって将来的には損 失だ と思うのだが。
事務的な仕事で学校へ。 授業時間中は学生が教室にいるのでホールは静かだ。 毎日届く書類の処理、電話の応対、たまに会う先生との挨拶。 登校を簡単に済ませようと思っても時間がかかる。
電車の中吊り広告に「犬占い」という文字を発見した。 これは、「シベリアンハスキーを飼っているあなたは流行に左右されやすいタイプ」 という「飼っている犬」占いなのか、 それともいろいろと質問に答えた後「あなたは権力に忠実に奉仕するシェパードタイプです」 という「犬に例えれば占い」なのか、どちらなのだろうと疑問に思った。
電車で疲れて座席で居眠りしていて も、集団で乗ってくる中学生たちに起こされる。降りる駅のひとつ前なので、 ちょうど良いかも知れない。
明日工学院がテレビに出るぞ、 というポスターがいっぱい貼ってある。 ちなみに、NHK「こんな学校に行きたい(04)教授の力が試される 大学教育の改革」だそうだ。 2部を教えている非常勤の先生に 「国際基礎工学科」って何ですかと聞かれた。 番組のタイトルだが「教授」以外の力は試されないのだろうか。
学校が毎年作っている「文集」に「工学院ファイル」 というのがあって、それは「工学院」の文字が登場した新聞記事の切り抜きを集めて 1冊に綴じたものだ。 メディアに出ることに対するこだわりと強い自意識を感じさせるものである。 もちろん、学校の知名度は上がった方が良いが、 そうなればなるだけ良い話ばかりだけでは済まないものだ。
12月になったら少しは楽になるだろうと思っていたら、 12月からの仕事が複数入ってきた。
よく似ているが、 カワイ出版は楽譜を、 河合出版は学習参考書を 作っている。
フロアに一台のコピー機が新しいものになった。 搬入を目撃した人の話によれば、本体は取り替えたのにソータだけは以前のものを そのまま利用しているそうだ。 おそらく変わったことに気づいていない人もいる。
別の大学の話として、 コピー機を海外に横流しするグループが存在するということを聞いたことがある。 メンテナンスに来る人と同じようなユニフォームでやってきて、 しっかり挨拶をして、大量のコピー機を1つ1つ運び出し、 トラックに載せて持っていくそうだ。 その規模と礼儀正しさに、誰も偽物だとは思わないという。
鈴木 大地「泳者用トレーニング評価システム」 (日本特許2696159)というものがあるそうだ。 文科系の研究でも特許が取れるかも知れない。 TAMA-TLOに申請してみようか。 「狭小空間内における書籍整理システム」とか 「少子化時代学生の学習意欲注入システム」というのしか思いつかないが。