一日パソコンに向かっていると、論文を書いている合間につまらないページを探している自分に気づく。ちなみに(昨日の続きだが)特許の検索はこちらでできる。なかなか楽しい。出願番号平8-233581、公開番号平10-063811の「CDによる書類資料整理方式」というのが良かった。アイデアを登録しておけば、後から権利が発生するかもしれないという漠然とした期待だけが感じられる。
アメリカ在住の日本人から、天津甘栗を探そうと思ったところ、それが日本食かなのか中国食なのかわからないことに気づいたというメール。確かにそうだ。
研究費を競争的にして、優秀な科学者に傾斜的に 配分すべきという提案を、利根川進氏がしているそうだ。 こちら。 イチローや野茂を引き合いに出している。 野球なら飛び抜けた一握りのスター選手の活躍を面白く見ることもできるが、 科学研究の世界では飛び抜けたヒーロー(ヒロイン?)が一人いることよりも、 地味で必要な研究を続ける多くの研究者がいることの方に意味があるのではないのだろうか。 「教授たちが大学院生らを自分の仕事の手伝いに使うばかりで、独創性を秘めた若い研究者 を育てる努力をほとんどしていない」という言葉も、多くの若手研究者にとって歓迎すべき 台詞には思えない。 ほんの一握りの独創的な科学者の芽を摘んではならないという 意味であり、むしろ平凡な才能の研究者は手伝う側に回ることを 望んでいるのではないかと思えてしまう。
枝豆の冷凍も特許になる。 こちらを参照。
天津甘栗に関しては、 これ が面白い。なかなかよくできていると思う。
三重県海山町での原発誘致を巡る住民投票は、反対票が賛成票を大きく上回ったとのこと。中部電力は人と金を投入しながら3000人も落とせないことがわかった。効率悪し。面白いのはこの投票は推進派がしかけたということだ。推進派ももういい加減イヤになっていて、止める理由が欲しかったのではないかと疑いたくなるような結果だ。個人戦に持ち込めばだいたい負けるというのは、これまでの経験でわかっているのだから。
昨日は推薦入試だった。その前は編入学の試験があった。これから3月まで入試が続く。1年のうち半年くらいは入試をやっているのが私立大学だと言ってきたのだが、さらに今年はAO(アドミッション・オフィス)型入試というのができたので、これで入試関係の行事のない月の方が少なくなった。毎月20日は入試の日なんてことになる日も近い。
都営12号線 (大江戸線ともいう) の駅名と同じ名字の人が豊島園に招待されるらしい。六本木の「本木」さんもOKらしい。飯田さん、中野さん、上野さんの方がたくさんいそうだが、これらはダメなんだろうか。ちなみに、ここによれば、それぞれ日本で59位、65位、105位の名字だ。
授業の後、新宿に移動して断続的に会議。
JRマニアのA氏から、今度の定期は Suicaにするのがお薦めとういメール。JRと私鉄で定期を2枚に分けて買わなければならなくなるが、それでも便利なくらいJRの切符の買い方が楽になるということだ。ただし、JRと私鉄の直通乗り換え口があるケースは、薦められないそうだ。
これまで、定期区間外からJRに乗って定期で出るときには、定期を自販機に入れてから切符を買う必要があった。Suica定期だと、自動的にチャージした金額から引かれるので、それ一枚あれば済むそうだ。一度不便な仕組みを作っておいて、それを解消する商品を売り出すとは。国鉄解体から十余年、JRも資本主義を十分に理解したようだ。
一番便利な機能は、ひょっとすると紛失時の再発行かも知れない。
久々に通帳を持って銀行に行ったら、引き出しと払い込みだけのつもりだったのに、頼みもしない通帳の更新まで勝手にされてしまった。道理で時間がかかったはずだ。ネットバンキングで最近の出入金は見ることができるし、半年くらいで明細をまとめて記したものが送られてくる。通帳にいちいち記入する必要はなくなってしまったようだ。それでも通帳を新しく作るのは何故だろう。単なる習慣?
日記は昨日の分を一緒に書いている。とうとう24時間遅れてしまった。とにかく忙しい。どのくらい忙しいかというと日記を書く暇もないくらい忙しい。あわてて教室に行って、パワーポイントのファイルが入ったフロッピーを忘れて研究室に取りに戻るくらい忙しい。
地面から30m以上離れると、そこはもう人々のごったがえすあの新宿ではない。別の町のようだ。大学の中にいると、どうしてもここが新宿だという気がしない。ひょっとすると、平面上の位置のみを基準に町境を設定しなければならない理由はないかも知れない。地図が立体になってしまうのが難点ではあるが。
薬害と言えば学生たちにとってはほぼ間違いなく第一に「エイズ」を想起させるが、今年はヤコブ病も認知されているようだ。
今頃学園祭なんだろうなと思いながら、他の目的地のために新宿西口地下道を通る。
ほぼ自宅で仕事の一日。
近所のステーキ屋さんがつぶれた。狂牛病で・・・と言い訳をしているに違いないが、それまでも決して流行っていたようには思えない。
思い出したようにときどきウイルス情報メールをくれる、ウェブ関係ビジネスコンサルタント会社の社員K氏からメールで悪戯電話情報。番号を通知した状態で携帯電話にワンギリしてくるが、そこにかけ返すと特別な料金請求がなされるというもの。知らない番号にはかけるべきではないというのが常識だと思うが、非通知ではないと警戒せず、また着信があるととても気にして、知らない番号でも誰かが別のところからかけているのではないかと心配してしまうという、携帯電話依存症的心理を突いているのは確かだ。
1Fのアトリウムは、音楽が鳴り響き、人々が踊る、ほとんどクラブ状態。しかし、どんなに派手にしても、新宿の喧噪の中では霞んでしまう。近所の住宅から迷惑だと言われることがないのが良い点かも知れないが。
学生課職員H氏がスーツ姿で首からカメラをぶら下げ、踊る若者たちの写真を黙々と撮っていた。これも仕事だ。
メールで原稿を送って返事をもらった某出版社から、そのすぐ後にウィルス感染可能性のお知らせメール。ウイルスチェックソフトは一応入れているが、面倒なのでなかなかアップデートできるものではない。最新のウイルスには追いついていない。しかし、Outlook Expressを使っていないので、それだけでかなり感染が防げるはずだ。
一太郎Ver.10を使って文章を書いているが、少し書き加えてセーブし直すとファイルの大きさ(バイト数)が小さくなっている場合があることを発見した。また少し書き加えてセーブするともとの大きさよりちょっと大きいくらいに戻っているので、どこかが消えたりしているわけではないようだが、とても不思議である。最初は、古いファイルを新しいファイルに上書きしたのではないかと非常に焦った。
ヒトの胚細胞クローンのニュースを朝見つけてしまったので、さっそくその会社のページなどをダウンロードして授業で使う。タイミングが良すぎる。
新宿に戻って会議の連続。新宿は学園祭期間中(といっても後かたづけ?)。会議を終えて家に帰ってきてから少し寝た後、これを書いている。今日のことなのに昔のことのように思い出す。
新宿駅で血を流している男性。そういった光景も、疲れた目には単なる風景としてしか入ってこない。駅員が駆け寄っているのを見て、少し安心しながらその場を通り過ぎる。
よく寝たつもりだったのだが、量的にはともかく質的には不十分な睡眠だったようだ。疲れが完全にとれたとは言えない。
連絡を忘れていた人(複数)から催促の電話。締め切り間際の書類、ちょっとした原稿。雑誌の編集も忙しい時期に入ってきた。
高田馬場は良い町だ。駅の北の方にあるルノアールでは、レジュメを持って勉強会らしきことをしている決して学生には見えないグループをよく見る。
ここによれば高田馬場には計6店舗の「銀座ルノアール」がある。新宿にも7店ほどあるらしい。新宿にマクドナルドが十店以上あるのと比べれば大したことはないのかも知れないが。ちなみに、「銀座」を付けるのが正しい名前らしい。上京してルノアールを覚えてから20年、今日初めて知った事実である。新宿紀伊國屋書店(古い方)の隣の地下にあったカトレヤが、その広大な面積(たしか、店の中に噴水とコピー機があった)を漫画喫茶へと譲り渡して以来、大人数で長居可能な安い喫茶店と言えばルノアールになってしまった。滝沢では高すぎるな。
夕方から少し元気になる。授業はVTRのセッティングに手間取る。そのせいもあって、今週または来週の授業中に一斉に行うことになっている「授業アンケート」はできず。来週に回す。
「授業アンケート」は今年から導入された。イヤだという先生もいるが、予備校で教えたりしてきた身としては、これをやった方が不安を取り除くことができる。数字だけ見て安心するのもおかしなことなのではあるが。
長距離バス乗り場(もちろん新宿西口)に行って、土曜日に使うチケットを受け取る。夜なので、旅行者多数。鉄道の駅がどんどんきれいになっていくなか、ここだけは昔風の汚さがあり、独特の臭気も立ちこめている。特に地下の待合室は、食べ物と汗とトイレとタバコの混ざったような臭いがする。
弾劾裁判所というのは決まった場所があるのだろうか。あるとしたら、ほとんど使われていないのではないか。稼働率の低さゆえに廃止になったりしないのだろうか。もし決まった場所が無いのだとすれば、どこかの場所を借りて「弾劾裁判」を行うのだろうか。机や椅子を並べ直して場所を作るのだろうか。その場所は何処にあるのか。やっぱり国会内なのか。裁判所に相応しい背もたれの高い椅子が何脚も置いてある部屋があるのか。またそのとき弾劾裁判「所」というのは、何を意味するのか。食堂で会議をしたってそこが会議「室」になるわけではない。裁判所というのは、裁判が行われている空間ということであって、その中で裁判が行われている建物を指しているわけではないのだろか。そうであるとすれば、裁判が行われる建物のことを「裁判所」と呼ぶのだと何となく考えてきた私は大変な誤解をしてきたことになる。「○○裁判所前」というバス停もちょっとおかしいことになる。「法廷」はどうなのかも気になる。
印刷会社の人に来てもらって原稿渡し。その他、印刷物作り等。
今月中にすることになっていてしていないことがいくつかあるというのが実際のところですが、明日の朝は早いので寝ます。「礼!」