ほぼ同じ厚さの郵便物2冊を窓口で差し出すと、一方だけ計って2倍の金額を請求しようとしてきた。こちらはちょっと軽いと思うんですけど、と抗議。もし軽い方を計られたら、どう応答しようかちょっと迷ったかも知れない。ちなみに『生物学史研究』のバックナンバーである。
出題ミスを報道してもらえる大学は幸せかも知れない。それなりに有名な大学だから新聞に出るということもあるが、そもそもミスが見つかるというのもありがたいこと。というのも、解答例作りをする予備校が存在するか、間違いに気づく優秀な受験生がいるか、のどちらかだからである。誰も間違いに気づかず、後になって「赤本」に収録されるときに初めて出題ミスが見つかったりすると、さらに取り返しのつかないことになってしまっている恐れがある。
研究室でN出版E氏と打ち合わせ。疲れてますね。お互いに。
生物学史分科会の編集会議、月例会。帰ってから原稿督促のメールなどを書く。
図書新聞に書いた書評が校正を終えてもなかなか掲載されないので、掲載に値しないと判断されたのか、編集長が忘れてしまったのか、あるいは『図書新聞』自体が立ちゆかなくなったのか等いろいろ考えていたが、とうとう載ったようだ。
文書作りが私の仕事だと気づいた。論文の他、電子メール、会議資料、シラバスなど、要するにテキストファイルを作ることだ。誰だったか忘れたが、自らの仕事のことを「原稿用紙のマス目を埋める」と称した作家を思い出す。
永世中立国というが、中立でなくなる合法的な手続きが存在するなら、「永世」の定義にあてはまらないような気がする。「永代供養」も気になる言葉の一つだ。
昨日からメールばっかり書いているような。
手相占いを試してみた。スキャニングした掌の画像上の「結婚線」を自分でなぞったりしなければならない。さて、アンインストールだ。
郵便局には2回行くのに、床屋に行く時間がない。新宿郵便局は終日営業だが、理髪店で24時間オープンというのはないのだろうか。
学科にかかわらずSE(システムエンジニア)志望が多い。ただし、「車大好き」とか「建築士狙い」の学生ほど志望動機が決して強くないように見える。工学部出身者の多くがなる比較的一般的な職業であるということだろう。3年生就職活動中。
怪しい中国語メールがまた1通。差出人はなんと自分。つまりメールのfromのところが私のアドレスになっている。宛先も同じく公開しているアドレスだ。ただし、メールのヘッダをたどっていくと、全然別のところから来たことがわかる。とうとう自分がウィルスを知らない間にばらまいてしまったかと思った。
郵便局の窓口の秤で100.0グラムを達成。特典があるわけではないが。
ビタミン剤は飲み続けていたが、うがいとミカンが多少疎かになっており、暖かくなって多少気がゆるんだところをウイルスにつけ込まれた。最初に一本液体風邪薬を飲んだ後、鼻炎薬とのど飴でやりすごそうと計画中。
不規則な生活をしている。特に授業がないあいだはそうなる。本日5日の24時間の中で睡眠をとっていたのは、9時から13時と21時から24時だ。こういう生活も風邪の原因の一つだろう。
春休みだというのに毎日学校に来ている。今日は非常勤の人の面接をした。文科系科目の非常勤講師は若い人が多いため、入れ替わりがけっこうある。よく考えたら自分もこの職場で既に3年たとうとしている。前の職場には2年もいなかったので、もうずいぶん長くいるような気がしている。でもたぶんそういう感覚は周りの同僚は持っていなくて、私はまだ新入りの部類なのだろう。
風邪は何とか山を越えた、と思う。
昨日PHSにまで着信があった(自宅電話の方はナンバーディスプレーをやめたので誰からかはわからないがほぼ同じ時刻に着信があった)K書房におそるおそる電話をすると、電話をくれたに違いないM氏は育児休暇中だとのこと。たまに出勤した日にチェックを入れているものと見た。
マイクロソフト社のゲーム機X-boxでCDやDVDに簡単に傷が付いてしまう現象を「初期不良」(日本人ユーザ)と見るか「単なる仕様」(MS社見解)と見るかという問題(詳しくはこちら)は、どのような文化の違いを反映しているのかと考えてみた。たしかに、機能重視で見た目にこだわらないので傷ぐらいなんともないという機能主義の文化と、持ち物にいわれなく傷をつけられるのは嫌だという美品を愛する文化との対立にも見える。しかし、もっと深刻なのは、このくらいの設計ミス(だと思うよ、私は)突っぱねて逃げ切るべき(評判が落ちてもかまわん、独占すれば自分の勝ち、大衆はすぐ忘れる)と考えるか、なるたけ個々のユーザの訴えに応えて大過なく済まそうと考えるかの違いのように思う。東芝は、何の被害も出ていないのに1100億円払った(こちら)。(2002年3月7日:その後展開があったようです。あくまでもこの時点での判断です。展開を追い続けるのはちょっとしんどいかな。)
浅草寿町と池袋東口を結ぶ都営バスに乗車。高齢者密度が妙に高いと思っていると巣鴨経由とわかり納得。「おじぞうさんは、ここですか」と隣に尋ねたおばあさんに対して周囲が口々に答えている様子は、都会の乗り物の中という現実を一瞬忘れさせた。
面白いページを発見。カエデともみじ。日本の植生を調べるのに苦労した江戸、明治時代の植物学者が生きていたら、画像を含む情報を簡単に伝達できる現代のネットワークを羨ましく思うだろう。
『図書新聞』に掲載の書評は、著者のページに掲載中。著者本人から来たメールに私がファイルを返信したので、了承済みです。
レスラーと元ミスDJの夫婦がアメリカで代理母探しというニュース。フランスやドイツにならって日本は法律で禁止する予定だが、アメリカに渡るという例は今後も出てくるだろう。ところで、費用が数千万円とはどういう計算なのだろうか。技術的には普通の体外受精以上のものではないはずだ。このくらいお金がかかるのが当たり前なのだとすれば、普通の人にはちょっと手が届かないことにもある。芸能人だからこそ、ということになるのかも知れない。
ひょっとして、これが番組になったりするのだろうか。そうなると、ナンシー関のネタになるのは間違いない。
大学に行ってやらねばならなかったのは『生物学史研究』の投稿原稿が届いているのを確かめること。1通あり。著者から確認のメールまで来ていたのですぐ返信。
大学でN先生につかまり、後援会(=学生の父母会)出席の日程を決めることになった。N先生は見つけた人から順に頼むようだ。だから、偶然(または必然)にN先生と出会わなかった人は出席しないことになるんだろうなあと思っているが、入ったばかりの年を除いて結局毎年引き受けている。
滋賀県が釣ったブラックバスの再放流を規制するつもりというニュース。キャッチ&リリースも場合によってはマナー違反になるんだね。たしかに過剰なタンパク源があるのだから、ネコの餌、魚肉骨粉の材料等に利用すべきかも知れない。しかし、残さず食べるという決まりは、学校給食以外に聞いたことがないぞ。
少し落ち着いて家で仕事。でも明日は早い。
御堂っこ太郎について調べているさい、検索ページを発見。こんび太郎が成長して力太郎になるが、御堂っこ太郎は別人であることがわかった。昔話に関する幼い頃の記憶はかなり混乱している。
ここによると、「昔話の読み聞かせ」は大事なことらしい。「朝の10分間読書」とか「我が家の決まり」など、超具体的なアイデア(=思いつき)満載だ。
同じ答申のうち、 こちらは大学における教養教育の重要性を述べている。「教養教育の位置付けをあいまいにしたまま,教養教育に関するカリキュラムを安易に削減した大学が存在する」とはっきり書かれているのが注目点。
誕生日を祝してくれるメールが2通届いたが、いずれも誕生日とメールアドレスを登録してある企業からだ。自動的に発送されているものと思われる。
定年で退職する先生のお別れ会。森島恒雄先生に教わったことがあるとわかった。紙の上でしか知らない名前だ。
ノートパソコンのバッテリーを買おうと決意しサポートセンターに電話すると、通常の販売店で買うと「部品」ではなく「商品」扱いになって保証が付き値引きもあるとアドバイス。しかし、BICにもソフマップにもヨドバシにも置いていない。取り寄せると5月だそうだ。メーカーも販売店も、パソコンを大事に使う人に冷たいぞ。ちなみにたった2年前の商品。
雌雄同体のアメフラシは、交尾するとき輪になって、一つの個体が一方の側の個体に対してはオスとして、他方の個体に対してはメスとして振る舞うということがあるらしい。(たとえばここ。)輪を形成しようとするアメフラシ達が少しずつ傾いていって、あるところで180度傾いて裏返ってつながるしかなくなる「メビウスの輪」ができるのだろうかと考えたりする。
エイベックスがコピーのできない「CD」を発売するらしい。CDプレイヤーで再生できない場合が実際にあるらしいが、これはCDプレイヤーがおかしいのではなく、エイベックスの売ろうとしているコピーのできない音楽メディアが厳密にはCDという規格にあっていないためであり、それを再生できなくても「CDプレイヤー」と称することに問題はないと理解すれば良いようだ。
午前中から会議とは珍しい。
雑誌の編集関係のメールばかり毎日書いているような気がする。あと、年度末書類。うわ。もう1月もしないうちに授業が始まる。
日本臓器移植ネットワークが資金不足で、地方事務所を閉鎖し、移植患者から斡旋料をとることにしたというニュース。展望のない戦略のように見える。(主に腎臓の)移植を受ける患者の数は年間およそ150人(こちら)なので、1500万円だ。派手な雑誌を少し地味にしても良いのではないかと思う。
決算期である。この時期にはもう予算を使おうとすると来年度分になってしまうことがある。領収書も4月扱いだ。手続きが年度中にできないからだそうだ。どこにでもある仕組みなのかも知れないが、考えてみれば変な仕組みだが、そもそも行為とその記録のあいだ当然存在するタイムラグがあるはずなのでは?
韓国人歌手が日本で売れて韓国で大きなニュースになる様子は、ちょうど日本人大リーガーの活躍が日本で大きな話題になるのと似ている。
学校から帰ろうとして最後にメールチェックすると、幾つも到着しているのを発見。それに返事を書いていると遅くなる。しまった見るんじゃなかったと思う。
メールのチェックしてますか、と電話で確認したらしていると言っていたのでそれを信じていたのだが、メールソフトを立ち上げただけでプロバイダに接続していなかったなんて・・・。毎日新着メールが存在しないことを確認していたらしい。うーん。
今までなぜかいろんな人に、パソコン(ソフト)の操作の仕方を聞かれて答えてきた。こっちが冷や冷やする程あちこりクリックしまくる人もいれば、触ると壊してしまいそうだとクリックをためらって自分からは何もできない人もいる。しかし、どちらかというと前者のタイプの方が、人に迷惑をかけながらもできるようになるのは早いと見た。
東亜大学でリストラというニュース。希望退職もあるらしい。とうとう4年制大学もこうなってきた。まだ首都までは届いていないと思うが。