ときどき、1年生から「大学の試験では、 どんな試験問題が(形式、難易度)出るのか全く見当がつかず不安である」、 という声があります。 この掲示は,それに答えるためのものです。
大学の試験は入試のような「選別するための試験」
ではなく、その科目の内容を十分理解したかどうかを確認するための
試験です。その結果として単位が与えられるのです。
これは物理学に限らず、どの授業でも同じです。
このような試験ですから、「試験のコツ」
は、講義をきちんと聞くことにあります。
(当たり前!)
よく考えて聞いていれば、どこがポイントかは
講義中にわかります。先生が強調したところは当然
重要なところです。
そういった重要なところが、「その科目を理解したかどうか」
のポイントになるのですから、
試験において確認を求められる確率が高くなります。
ですから,試験における目標は100点です。学生は授業料を
払って講義を受けているのですから,100点とならなかった場合は,
折角お金を払った学んだ内容を失っていることになります。
100万円払ったとすると,80点なら20万円,60点なら40万円の損失です。
もったいないと思いませんか?
欠席したり、授業中寝ていたり、注意散漫な学生は、
自ら、単位を落とすことを望んでいる
ことになります。そして,大きな損失
を自らの責任で引き起こしているのです。
このページの「掲示の趣旨」,「注意」もよく読むこと。
正統的な物理学2の内容です。主要部分は熱力学と電磁気学です。 どちらも古典物理学の最も重要な基礎部分です。 最後の2,3週は 相対性理論や量子論の入門を扱います。
主要部分は電磁気学で,電気回路についても学びます。 最後の数週で現代物理を扱います。
試験での持込み可能資料の可否,電卓の可否などは、それぞれの 科目により異なる。 授業中詳しく説明するので,講義に出席して指示を注意深く 理解すること。また,試験場での指示に従うこと。
許可されていない資料を持ち込んだ場合、不正行為となり、 結果として、停学・試験期間内の全受験無効となるので、 きちんと指示を理解して守ること。
試験のスケジュールは教務課が試験期間内に設定するので、 担当者に質問せず、掲示を待つこと。
試験のときは、必ず、学生証を持参すること。
筆記用具は鉛筆あるいはシャープペンシルでよいが、 氏名記入のため、 黒か青のボールペンを 1本準備すること。