ご挨拶
工学院大学 先進工学部 環境化学科 電気環境化学研究室を主宰する関 志朗です。どうぞ宜しくお願いします。
当研究室(関・桑折研究室)は、旧矢ケ崎・桑折研究室を引き継ぐ形で、平成29年4月より始動した研究室であり、研究室1期生となる13名の卒研生と共に研究室を立ち上げ、電池などの環境に寄与できるデバイス及び材料研究を皆で推進しております。「材料のチカラで新しいエネルギー貯蔵と利用を実現する」を目標に、地球環境の保全に寄与できる電力貯蔵・利用に関する技術に精力的に取り組んでいます。
限りある地球資源を守りつつ、我々の生活を豊かかつ快適に過ごすためには、革新的な電池やデバイスの構築が必要な技術となります。これに真正面から向き合うための材料創製、物性解析技術を、基本的学問に力点を置きながら磨いていきます。
また、研究室生活は大学教育としての、社会に巣立つ前の最終関門とも云える場でもあります。一人の研究者・技術者である前に、一人一人の魅力ある人間への成長を遂げるのも、また大学及び研究室に与えられた使命であると感じています。これを実現できるような、きめ細やかな教育についても、誠心誠意進めていく所存ですので、皆さまからの温かい御指導・御支援を賜れますよう、心よりお願い申し上げます。
最後になりますが、私の居室入り口付近の表札には、 Enjoy with us !! と書いています。好きこそものの上手なれ、という諺もありますが、学生及び教員が楽しく充実した研究室生活を送り、これより出てくる新しい知見が社会及び産業に役立っていけるよう、室員一丸で頑張っていきます。宜しくお願いします。
化学・先端研究への扉は常に開かれています!Shiro SEKI