目的
コミュニケーション場(言語環境)を理解するための情報処理技術とコミュニケーション場に存在する人間を理解する人間科学を融合し、人とコンピュータのスムースなコミュニケーションを実現する。
IT技術を利用した場の理解により、コミュニケーション場(言語環境)に応じて適切に対応する自然言語理解システムの構築を目指しています。
コミュニケーション場に存在する発話者の意図や気持ちを理解するために、人間の視聴覚、感情・情緒、個性の解明を目指していきます。
日本語の特性、人間の文処理過程の解明を目指しています。
★言語・認知・心理
・人間の言語理解・言語産出メカニズム解明とモデル化(意図理解、発話プラン)
・対話、対人認知、感情・情緒の解明(場の理解と適切な対応)
・言語認知モデル
・言語能力テスト,言語コーパス開発
・サウンドスケープ(音風景)デザイン単語認知と環境音のうるささの研究
★「福祉情報」
・高齢者のコミュニケーション支援
・難聴者の聞こえ(模擬難聴システムを用いた研究)
・読み書き障がい(ディスレキシア)
・失語症検査
★環境知能・人工知能
・3D音響、音のバーチャルリアリティ
・音環境分析技術
・環境(コンテクスト、場、人の状態、個人差等)のリアルタイム把握技術
・環境データセンシング技術(生理データの取得を含む)
・ビッグデータ(環境データ)の解析手法
・場の空気の推定
★推進中の発展・共同研究等
・自動車運転時の注意喚起・注意誘導[ATRと共同]
・模擬難聴システムを用いた難聴者の聴覚モデル[音デザイナーズと共同]
・言語能力検査[共同研究準備中]
・新失語症検査作成[科研分担]
・word2vecやBERTを用いたオノマトペの人工知能的意味概念表現