工学院大学 生体生命情報研究室  [日本語] [English]

研究内容

 生体生命情報研究室では、生体から得られる情報の処理を研究テーマとしています。 対象は遺伝子などのミクロなレベルの生命情報から、臓器や疾患患者というマクロなレベル(生体情報)まで多岐にわたります。マクロなレベルでは、新しい生体情報の計測法や生体信号処理法の開発など、医用電気電子工学の研究を行っています。ミクロなレベルでは、コンピュータを駆使して膨大な量の生命情報から役に立つ知識を見出す方法を研究しています。それらの多くは医工連携研究として実施されています。研究成果を医療診断や治療に役立て、健康な日常生活を支える技術に応用することを目指しています。研究を通じて、日本が直面する超高齢化社会の問題にチャレンジしています。

研究のキーワード
 生体医工学、医用電気電子工学、生体信号処理、生命情報、バイオインフォマティクス、システムバイオロジー
 ビッグデータ、医工連携

生体情報

  • 容量結合性電極による無拘束生体信号の計測・応用 ※1
     睡眠時無呼吸症候群のスクリーニングシステムの開発
     褥瘡予防タイマの開発
     発汗計測法の開発        
  • 医用画像・医療機器
     ビデオ眼振計(VOG)からの眼位平面の推定法 ※2
     CT像からの内耳三次元構造の再構築 ※2
     CT像からの乳房再建の術前プランニングシステム※3
     活動量データの解析 ※4
     電位治療器の自律神経系と体温への影響の評価
  • ヒトの感覚情報処理
     外部刺激によって惹起される身体動揺の脳科学的考察
     ドライバの注意評価法


生命情報

  • microRNAと遺伝子の相互作用のシステム論的解析
      肝臓癌におけるmicroRNA-遺伝子システム
      microRNAと遺伝子の統合解析法の開発(低酸素適応メカニズムへの応用)
      microRNAのターゲット遺伝子のデータベース開発
      がんと遺伝子発現の関係の定量化


データサイエンスについて

リンク先のページではデータサイエンスの研究で日々感じていることを発信しています。



※1 東京電機大学 生体情報インタフェース研究室(植野研)との共同研究
※2 東京科学大学(東京医科歯科大学) 耳鼻咽喉科との共同研究
※3 東京医科大学 乳腺科との共同研究
※4 東京医科大学 公衆衛生学分野との共同研究

連絡先

工学院大学工学部
電気電子工学科※
生体生命情報研究室
〒163-8677 新宿区西新宿1-24-2
wwc1059[at]ns.kogakuin.ac.jp
*[at] は @ に置換えてください。
※2017年度より電気システム工学科から名称変更

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