図書館のはしご。ペットボトルのミネラルウォーターを片手に、暑さの中コンクリートやレンガの塊のわきを歩きまわる。
今月初めに開店した、比較的家から近いブックオフに立ち寄る。どこの店でもそうだが、周りを気にせず派手に飾り立てている。落ち着いた作りの集合住宅が多く、店舗が少ない地域では、イヤでも目につく。ちなみに、以前同じ場所のテナントだった古本屋は、客の入りが悪く閉店した。ひょっとすると什器や内装など、そのまま用いているのかも知れない。ひょっとすると商品も?
昨日思い出した昔の英語の教師がなつかしかったので、本名(フルネーム)+「アル中」で検索をかけてみたら、1件ヒットした。
台湾から持ち帰った「科学麺」を、勇気を持って食する日が来た。まず、パッケージを精査。表面には、潜水夫(あるいは宇宙飛行士かも知れない)と思われる重装備の人物が月とジャンケンをしている絵が描かれている。なぜか、土星と戦闘機のイラストも付け加えられている。右下の「6元」は、値段。ファミリーマートでも、この値段で購入した。次に裏面である。漢文が並んでいて詳しくは判読不可能であるが、図を参考に何とか読み解いてみると、日食の起きるメカニズムを説明しているようだ。このあたりが「科学麺」という名前の由来と思われる。きっと、シリーズになっていて、他の種類の簡単な「科学読み物」があるのだろう。なるほど、左側の図の下にある「炎の魔球」とおぼしき物体は、太陽だったのか。
麺を丼にあけて、湯を注いでみる(図)。粉末は別にあるので、このようにして食べるものと思われる。(なければ、麺に味がついていると見なし、そのまま食べることも試みたであろう。)他の似たような食品のパッケージに絵入りで書いてある食べ方を参考にするならば、鍋で煮るというようなことはしないのが普通のようだ。数分たつと、図のようになった。ずいぶんほぐれてきたので、食べてみる。スパイスの味がきつい。胡椒が強いのがよくわかる。五香粉の成分のうちのいくつかのような味もする。量は決して多くない。これで一食分ということはないだろう。かくして、おやつのような麺は、すぐになくなった。美味いかどうかということだが、残りのつゆを飲み干す気にはどうしてもなれなかったとだけ述べておこう。
台風情報は、テレビ番組の中では、かなり好きなものの1つである。マラソンや選挙速報と似ているような気もするが、人為的行為ではなく、正確さが求められるだけに、「やらせ」とは無縁のリアリティが感じられる。ただし、被害が出なければの話である。
クローン報道について調べ中。理科系の大学ならあたりまえのことだが、 ScienceとNatureは図書館にしっかりそろっているのが、ありがたい。
台風接近。スーパーの食品売り場は、商品が枯渇している状態。
20日の夜まで、このページが見られない状態が続いたようですが、これはサーバの工事のためでした。予告しそびれたことをお詫びします。
すぐに『生物学史研究』のバックナンバーを入手したいとのメールが、ウェブページを見た、会員でない人から、昨日あった。今日速達で発送。なるほどウェブ公開するとこういうこともできるのか、と納得。
新しくできたサーバには、muleが入っていない! 誰も使っていないだろうと考えたメンテナンス担当者が消してしまったんだろうか。以前には、いきなりWnn(仮名漢字変換)がなくなっていたこともあった。お気に入りのエディターが使えないので、仕方なく手元で書いてからftpで送信。この方が控えが残って良いのは確かだ。でもほんのちょっとだけ直したいときにはめんどくさい。
学校に行くと、自分が何者であったか、思い出すことを強いられる。それぞれの役割に応じた仕事が待っているからだ。会議。
パスワードも変更になっている。今日、このメールサーバのアドレス宛にメールを2通送ったが、どちらも本人がちゃんと受け取れるかどうか不安になった。会議の開催の連絡という定型の文書ですら、ほとんどハードコピーが一人一人に配られる。それほど、メールでの連絡という習慣のあまりない大学のことなので気になってしまう。
ネコの写真を探していて、これを発見。これは、いったい何だろうと考えて、いくつかの仮説を立てた。 (1)大きいネコである。 (2)ネコに見えるが違う動物である。(たとえば羊など。) (3)生きているように見えるが、作り物である。 (4)抱いているおじさんが小さい人であり、建築物や調度品なども「ちょっと小さめ」サイズである。 (5)ネコはおじさんよりずっと手前にいる。遠近法を利用した目の錯覚である。
上記諸仮説のうち、(5)はネコは宙に浮くことが可能であるという前提が必要なのでおかしい。(4)も理屈の上では可能だが、写真を撮るまでに大変な手間がかかる。(2)は、耳と模様に説得力がない。(1)は信じたくない。よって(3)ではないかと考えているところだ。
またこのページが見えなくなっている、と思ったが、telnet接続はちゃんとできた。よって更新はできた。でも、すぐには見られないのだろう。八王子サーバのnsさんは、どうも不調のよう。学校の看板ページは新宿にあるので、まあ八王子が動いてなくても良いや、と思われているのかも。
市ヶ谷のSharpサポートセンターにメビウス初号機を持ち込んで修理を依頼してからもう2週間になろうとしているが、修理費見積もりの電話もかかって来ない。こちらからかけてもつながらない。ノートパソコンは、サポートで選ぶべきかも。きっと長いお盆休みでもあったに違いない。
クローン人間(ヒトクローン)について、数日前テレビで成功率は30%から40%と語ったアメリカの医師がいるそうだが、この場合の「成功」とはいったい何だろう。着床か、出産か、それとも正常(←これも何だろう)に生まれてくることか。いずれにしろ、ほとんど根拠のある数字ではないことだけははっきりしている。
台風も行って夏が終わろうとしているのに、まだすべきことがたくさん残っている。
夏休みに自宅で用いた資料や本を、大きなカバンで大学に運んだが、代わりにそのカバンでまた本を持ち帰ってしまう。使うんだから仕方がない。最近夜型。
フレッツISDNが最近遅くなった気がするので、試しにダイアル番号を全国統一タイプの1492に変えてみたら少し速くなったように思える。気のせいかもしれないが。
思い出したけど、利用登録を申し込んだだけなのに、勝手に人の電話をマイラインに登録する電話会社がある。実害はなかったのでよかったが、登録通知が来たとき驚いた。ネットで調べたところ、こういう苦情はよくあるということがわかった。登録を代理店任せにするシステムがおかしい。
「薬を題材にした文学もあるし、芸術家の創造力を高めることもあるんだ」というお父さんの「大麻は文化だ」発言が出るのではと想像したが、さすがに無理だろうね。
池袋芸術劇場脇の「古本大学」は、芸術劇場の休業のため全館空調が停止状態にあり、エアコンなしで営業中。地面に置かれた古い扇風機が、音を立てて回っていた。これでは、なかなか客も中に入ってこないだろう。バイトの人は暑そうだが暇そうだ。
某中古レコード店で、10〜20年前のカセットテープが売られているのを発見。高値がついているのは、岡田有希子や後藤久美子だ。いまだに岡田有希子ファンが絶えないのは、「永遠の18歳アイドル」という決して望ましくはない特殊性のためと見る。
暑さに少しやられたかも知れない。もう8月も終わりなのに。
遠出はできず。仕方がないので家で過ごす。
暑さにうなされて変な夢を見た。前の職場から電話があって、まだ荷物が残っているので取りに来いと言われる。取りに行くと研究室に(なぜか)布団が2組敷いてあり、その他に本や雑誌が散乱している。仕方なく片づける。後を受けてこの部屋を使っていた人に悪いなと思う。電車で重たい荷物を持ち帰る(布団はどうした?)ところで目が覚めた。
沖縄に理科系の大学院大学の構想との報道。いわゆる普通の公共事業削減のおり、代替策として「研究教育」名目で、大学の施設やら、近隣の交通環境やらの土木作業を沖縄にプレゼントという側面が見え見え。作るまでが大事で、できちゃえば終わりということに、いかにもなりそうだ。外国人研究者を呼ぶために関連施設が必要と言うけれど、米軍を立ち退かせて空いたところを使えば大丈夫だ。
神話と歴史の区別もはっきりしない教科書を作ったり、使ったり、推薦したりするような人こそ、現実の非現実の区別のつかない、仮想現実に毒された人たちだと思う。
とある学会誌に書評を載せたいという相談メールが来た。その編集委員なら、私はもう4年前に辞めている。でも古いデータが出回っているので仕方がないとも言える。
戸田山和久『論理学をつくる』は面白い。教科書として優れているのは、難しいところでも言葉を費やしてゆっくり解説しているからだと思う。読み進めていくさいの勾配が小さいと感じる。しかし、こういったアメリカのような大型、高額(大きさのわりには安いと思うが・・・)の教科書が、実際に大学生に売れるようになるかどうかはわからない。日本の大学生は、1日に4コマも5コマも授業を取っている。その1コマの教科書がそれぞれこの重さだったら、学校に持っていく荷物が大変なことになる。でも売れて欲しいと思う本だ。
テレビのニュースでは「稲垣メンバー」と呼んでいた。どういう事情で「稲垣容疑者」と言わないのだろうか。
会議と書類作成作業など。入学課に書類の提出と返却。理科論文コンテストの審査票提出。生物学史の教科書の調整作業。組合情報宣伝部員としての仕事。不良品の返品。新宿Lumineの新星堂でCDを購入。民謡コーナーに触れたのは初めてだ。パソコン修理は、催促するとすぐにシャープから見積もりのFAXが届いた。
民営化しちゃえば、公務員じゃなくなるから、選挙活動ももっと自由にできて、どんどん都合の良い候補を送り込めるのに、民営化阻止のために一生懸命になるのは変じゃないかな。その昔、国鉄にもスト権をという運動があった(といいつつストをしていた)が、それにならえば公務員の政治活動権を勝ち取るために戦うのが筋だ。
『思想』9月号に書評が掲載されたので送られてくる。本当は1年前に書いたものだが、取り上げている本が先月号の特集と関係のあるものなので、あたかも遅れて原稿を提出したので次号回しになったように見える。
日本ヒト細胞学会が、徐核未受精卵に核移植して得られるヒトクローン胚作成を条件付きで認める指針案を発表。文科省に対抗している? この学会の会長は「アガリスクと癌」で有名な人では?
液晶まで壊れているとは思っていなかった。修理にかかるお金は8万円。新しいノートパソコンは、この2倍の値段で買えるぞ。
というわけで、今度は東芝にしようと決めた。ちなみにゲートウェイのページは、昨日の深夜までちゃんと注文もできる普通のページだったのに、今日報道を知って見てみるとお詫びの文章が出て、営業活動終了となっていた。あやうく注文するところだった。
授業がない時期は学校のエレベータが速い。呼べばすぐ来るし、停まる階も少ない。27階まで一度も停まらないと気持ちよいが、人間の体重の十倍以上もある入れ物が同時に上下運動していると考えれば、電気を無駄に使っているような気にもなる。
新しいパソコンに前からもっていたLANカードを入れたところ、ドライバが見あたらないと言われる。試しに別のパソコンで使っているカードを拝借して入れると、こちらは認識した。そこで、その状態でインターネットにつないで、初めのカードのドライバを製造元のページからダウンロード。そうやって、初めのカードが使えるようになった。
訃報が添付ファイルで届いた。ワード文書だった。
設定が終わらないと仕事が進まない。好きでいじっているんじゃないんだって!
NHK出版の『日本の「創造力」』を、先日1冊もらった。 全15巻のこのシリーズを古本屋で集め始めたところ、計1500円出して3冊まで買った時点で、全巻を1500円(要するに1冊100円)で販売しているのを見つけ、ついつい買ってしまったので、ダブりが出たということらしい。
そういうことがあるので、バラで買わない方が得だと、いつも自分に言い聞かせているが、そうするとどうしても見つからないものがある。
バナール『歴史における科学』(みすず書房)の1〜3巻をまとめ売りしているのを見つけて買ったが、後から実は全4巻であったことに気づいた。その後、第4巻だけを見つけるのに何年もかかった。全部そろっていないのに、全○○巻と書いて売ってあるのはまぎらわしい。店員が無知なのかも知れないが。
カブトムシが落ちていた。よく子供達が遊んでいる場所で、三輪車やその他のおもちゃがときどき忘れてあるような場所だ。誰かの忘れ物だと思う。ちなみに、メス1頭。
壊れた時計を捨てようとして、まだ使えるのではないかと電池を取り出した。羅生門を思い出した。