Cycling
本研究はJKA(競輪補助)のサポートにより行われました。
補助事業による成果物
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サドルセンサ外観
外部からの力を逆動力学解析に利用するには,力の大きさ,方向,作用位置まで必要になる.
左右それぞれの大腿に作用する力とその作用位置を別々に検出できる
サドルを左右に分割したセンサを開発した.
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サドルセンサ外観
サドルセンサの基本構成は,荷重計をベースプレートとトッププレートが挟み込み,
その上にサドル座面が取り付けられている.
荷重計から得られるセンサで検出された力によるモーメントのつり合いから荷重中心を求めることができる.
また,力のベクトルは,3軸荷重計からの成分ごとに総和を求めることで得ることができる.
これによりトッププレート上に作用する力のベクトルとその作用位置を求めることができる.
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ペダルセンサ外観
ペダル上に作用する力の大きさとその作用位置を検出できるセンサを開発した.
ペダルはペダル軸上で回転するため,軸外の力はクランクに対してペダルを回転させるために利用されると仮定し,
ペダル軸上での作用位置として検出した.
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ペダルセンサによる検出
ペダルセンサを利用してペダリング時の状態を計測したところ,
クランク一回転中におけるペダルからの反力は3次元的に変化していた.
また,面外への力については必ずしも無視できないことがわかった.
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