2000年度 生物学史分科会 月例会
- 日時:1月22日(土)午後3時〜5時
- 発表者:森 千香氏
- 演題:生命科学における命名─遺伝子名を中心として─
- 会場:東京大学駒場キャンパス14号館 3階303室 京王井の頭線駒場東大前駅下車 キャンパス内西端グラウンド脇
- (14号館の所在が分からない方は、駒場東大前駅渋谷よりの改札口から降りてください。正門の手前に案内板があります)
- *森千香氏は東京薬科大学大学院生命科学研究科修士課程。遺伝子の恣意的な命名についての考察を論じていただきます。
- 日時:2月19日(土)午後3〜5時
- 発表者:本間 栄男氏
- 演題:(仮題)17世紀の機械論的生理学について
- 会場:東京大学駒場キャンパス14号館 3階303室 京王井の頭線駒場東大前駅下車 キャンパス内西端グラウンド脇
- (14号館の所在が分からない方は、駒場東大前駅渋谷よりの改札口から降りてください。正門の手前に案内板があります)
- *本間栄男氏は東京大学大学院総合文化研究科博士課程。17世紀オランダにおける機械論哲学の影響を受けた生理学の展開についてお話しいただきます。
- 日時:3月25日(土)午後3時〜
- 発表者:中島龍一氏
- 演題:ストレス理論の形成
- 会場:東京大学駒場キャンパス14号館 3階303室 京王井の頭線駒場東大前駅下車 キャンパス内西端グラウンド脇
- (14号館の所在が分からない方は、駒場東大前駅渋谷よりの改札口から降りてください。正門の手前に案内板があります)
- *中島龍一氏は東京薬科大修士課程。ストレス概念の形成過程をH. SelyeとW.B. Cannon の2人を中心に生理学、心理学の両面から考察します。
- 日時:4月29日(土)午後3時〜
- 発表者:新妻昭夫氏
- 演題:ウォーレスの人種差別論文と転向:1864年3月〜1869年3月
- 会場:東京大学駒場キャンパス14号館 3階303室 京王井の頭線駒場東大前駅下車 キャンパス内西端グラウンド脇
- (14号館の所在が分からない方は、駒場東大前駅渋谷よりの改札口から降りてください。正門の手前に案内板があります)
- *新妻昭夫氏は恵泉女学園大学国際社会文化学科教員。「人種」的偏見が少なかったといわれるウォレスにも見られた差別的言説とその変化について考察されます。
- 日時:6月24日(土)午後2時〜5時
- 発表者:清水宏幸氏
- 演題:現代病と中医学
- 会場:東京大学駒場キャンパス14号館 2階208室 京王井の頭線駒場東大前駅下車 キャンパス内西端グラウンド脇
- (14号館の所在が分からない方は、駒場東大前駅渋谷よりの改札口から降りてください。正門の手前に案内板があります)
- *清水宏幸氏仙台市、清水内科外科医院主宰。生物学史分科会6月の月例会は休会とさせていただき、「湘南科学史懇話会」と「科学と社会を考える土曜講座」との共催で研究会を開催します。
- 日時:7月29日(土)午後3時〜
- 発表者:宮嵜順子氏
- 演題:昭和初期における医療活動−東京女子医学専門学校の夏期無料診療−
- 会場:東京大学駒場キャンパス14号館 3階303室 京王井の頭線駒場東大前駅下車 キャンパス内西端グラウンド脇
- (14号館の所在が分からない方は、駒場東大前駅渋谷よりの改札口から降りてください。正門の手前に案内板があります)
- *宮嵜氏は東京女子医科大学大学史料室勤務。戦前期日本の医療、特に植民地での医療活動と女性医師の歴史に関心をおもちで、東京女子医学専門学校の卒業生らの活動について史料に基づいてお話しいただきます。
- 日時:9月30日(土)午後3時〜5時
- 講演者:山田俊弘氏
- 演題:サメの歯と地球論:ニコラウス・ステノの1667年論文をめぐって
- 会場:東京大学駒場キャンパス14号館 3階303室 京王井の頭線駒場東大前駅下車 キャンパス内西端グラウンド脇
- (14号館の所在が分からない方は、駒場東大前駅渋谷よりの改札口から降りてください。正門の手前に案内板があります)
- *山田俊弘氏はかねてより地質学史、自然誌に造詣が深く、多くの論文を発表してこられました。今回修士論文をまとめられるにあたってご発表いただきます。
- 日時:11月25日(土)午後3時〜5時
- 話題提供者:高橋さきの氏
- コメンテータ:藤田康元氏、大橋民恵氏
- 演題:ダナ・ハラウェイ『猿と女、サイボーグ』(青土社、2000年)をめぐって
- 会場:東京大学駒場キャンパス14号館 3階303室 京王井の頭線駒場東大前駅下車 キャンパス内西端テニスコート横
- (14号館の所在が分からない方は、駒場東大前駅渋谷よりの改札口から降りてください。正門の手前に案内板があります)
- *ハラウェイはカリフォルニア大の科学技術論、フェミニズム論教授。生物学史に造詣が深いのみならず、現代の科学技術と人間とジェンダーに関わるさまざまなテーマを論じ、多くの注目と議論を呼んでいます。現代の古典的著作であり翻訳困難と言われていた上掲書の翻訳を成し遂げられた高橋氏を囲み、生物学史と、より広い問題群との対話のあり方を考えます。