1999年度 生物学史分科会 月例会
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日時:2月20日(土)午後3時〜5時
- 演者:額賀淑郎氏
- 演題:「系図の系譜学:19世紀末から20世紀初期の北米におけるハンチントン氏舞踏病の家系図の発展と利用について」
- 会場:東京大学駒場キャンパス14号館 3階303室
京王井の頭線駒場東大前駅下車 キャンパス内西端グラウンド脇
- (14号館の所在が分からない方は、駒場東大前駅渋谷よりの改札口から降りてください。正門の手前に案内板があります)
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*額賀氏はマッギル大学医療社会研究学部、及び東京大学大学院医学系研究科(国際地域保健)。臨床社会科学・科学論専攻で、現在マッギル大学で博士論文を執筆中です。 特に人類遺伝学史・多文化間精神医学・科学論理論に関心をお持ちです。
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日時:3月27日(土)午後3〜5時
- 発表者:坂野 徹氏
- 演題:人類学博物館「日本」─明治期の日本人類学における<自─他>認識をめぐって─
- 会場:東京大学駒場キャンパス14号館 3階303室
京王井の頭線駒場東大前駅下車 キャンパス内西端グラウンド脇
- (14号館の所在が分からない方は、駒場東大前駅渋谷よりの改札口から降りてください。正門の手前に案内板があります)
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日時:4月24日(土)午後3〜5時
- 発表者:溝口 元氏
- 演題:大正期の日本の性科学
- 会場:東京大学駒場キャンパス14号館 3階303号室
京王井の頭線駒場東大前駅下車 キャンパス内西端グラウンド脇
- (14号館の所在が分からない方は、駒場東大前駅渋谷よりの改札口から降りてください。正門の手前に案内板があります)
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日時:6月5日(土)午後3〜5時
- 発表者:山田 文雄氏
- 演題:特別天然記念物アマミノクロウサギの発見と保護の歴史
- 会場:東京大学駒場キャンパス14号館 3階303号室
京王井の頭線駒場東大前駅下車 キャンパス内西端グラウンド脇
- (14号館の所在が分からない方は、駒場東大前駅渋谷よりの改札口から降りてください。正門の手前に案内板があります)
- *山田文雄氏は農林水産省森林総合研究所。アマミノクロウサギの生態研究に携わるとともに、発見にまつわる歴史研究もなさっています。新種発見の経緯を様々な側面から伺います。
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日時:7月10日(土)午後3〜5時
- 発表者:櫻井 文子氏
- 演題:科学知識の公共性と政治性 ─1877年のヘッケル・ウィルヒョー論争─
- 会場:東京大学駒場キャンパス14号館 3階303号室
京王井の頭線駒場東大前駅下車 キャンパス内西端グラウンド脇
- (14号館の所在が分からない方は、駒場東大前駅渋谷よりの改札口から降りてください。正門の手前に案内板があります)
- *櫻井氏は東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修士課程。原資料を元に当時の論争の背景について考察します。
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日時:9月18日(土)午後3〜5時
- 発表者:小林 傳司氏
- 演題:日本における進化論受容をめぐる諸問題
- 会場:東京大学駒場キャンパス14号館 3階303号室
(キャンパス内西端グラウンド脇)京王井の頭線駒場東大前駅下車
- (14号館の所在が分からない方は、駒場東大前駅渋谷よりの改札口から降りてください。正門の手前に案内板があります)
- *小林傳司氏は南山大学文学部助教授。進化論を題材に現代における科学の社会的受容の観点から、科学と社会の関係について話題提供していただきます。
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日時:1999年10月30日(土)午後3〜5時
- 発表者:中村禎里氏
- 演題:生物学史に来たり、生物学史を去るの弁
- 会場:東京大学駒場キャンパス14号館2階208号室
(キャンパス内西端グラウンド脇) 京王井の頭線駒場東大前駅下車
- (14号館の所在が分からない方は、駒場東大前駅渋谷よりの改札口から降りてください。正門の手前に案内板があります)
- *中村禎里氏は立正大学教授。復刊された『(日本の)ルイセンコ論争』の他、『生物学と社会』『生物学を創った人々』『危機に立つ科学者』などの著書、『遺伝学の歩みと現代生物学』『二○世紀自然科学史・生物学』などの編著があり、近年は『日本人の動物観』『狸とその世界』『河童の日本史』など、歴史的・民俗学的観点からの研究も進めておられます。
- 日時:1999年11月27日(土)午後3〜5時
- 発表者:松原洋子氏
- 演題:優生学概念の変容──1930年代から現代にいたる『優生学批判』を中心に
- 会場:東京大学駒場キャンパス14号館 3階303号室
(キャンパス内西端グラウンド脇)京王井の頭線駒場東大前駅下車
- (14号館の所在が分からない方は、駒場東大前駅渋谷よりの改札口から降りてください。正門の手前に案内板があります)