生物学史研究会(日本科学史学会生物学史分科会主催)
生物学史研究会のご案内
研究会はどなたでもご参加いただけます。お誘いあわせの上、お気軽においで下さい。
研究会の案内は、ご希望の方に電子メールでお知らせしております。ご希望の方は、告知用のgoogleグループ(http://bit.ly/kKkaqu)に登録していただくか(googleのアカウントが必要)、研究会係の奥村大介okumuradaisuke1884@gmail.com、川端美季mikikwbt@gmail.com、森下直紀ciel.azure@gmail.com、中尾暁nakaogyo@gmail.com、古俣めぐみmegk0515@gmail.com、鶴田想人soto.tsuru@gmail.comのいずれかにご連絡ください。
以下は最新の研究会情報になります。
下記の通り、6月29日(日)に生物学史研究会を開催いたしますので、ぜひご参加ください。
ご参加いただける方は、お手数ですが事前にこちらのフォームからご登録いただけますと幸いです。
https://forms.gle/pkuASU21vJYZW3iC6
発表:田中丹史氏(東京大学教養教育高度化機構特任研究員)「日本の生命倫理政策の歴史」
日時:2025年6月29日(日)15:30〜17:30
場所:東京大学駒場キャンパス14号館3階308号室(※京王井の頭線「駒場東大前」駅下車、渋谷寄り改札を出て正面手前に構内案内板があります。)http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_13_j.html
発表概要
生命倫理はその学際的な性格から、特定の分析視角を持ちにくく、日本の政策史が描かれることはほとんどありませんでした。そのため、本発表は日本の生命倫理政策の総体の特徴を把握するべく、科学社会学のモード論を改鋳した上で分析枠組みとして用いて、様々なアクターの考え方が生命倫理政策にどのように反映されてきたのか、あるいは反映されなかったのかを明らかにすることを目標とします。
参考文献
田中丹史「日本における体外受精の導入過程の歴史分析:不確実性下の意思決定と責任」『哲学・科学史論叢』17, 83-102, 2015.
https://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/records/35856
田中丹史「日本における再生医療と生命倫理政策:規制科学論の観点から」『東京医科歯科大学教養部研究紀要』(51), 57-70, 2021.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kyoyobukiyo/2021/51/2021_57/_article/-char/ja/
田中丹史「生命倫理問題のルール化と合意形成:日本の終末期医療政策の歴史分析」『東京医科歯科大学教養部研究紀要』(53), 71-82, 2023.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kyoyobukiyo/2023/53/2023_7/_article/-char/ja/
※ 生物学史分科会の会員に限らず、どなたでもご参加いただけます。参加無料です。
※ 研究会の終了後に懇親会の開催が予定されています。
※ 予定に変更等が生じた場合は、ご登録されたメールアドレスに連絡させていただきます。
問い合わせ:生物学史研究会係 中尾暁(nakaogyo@gmail.com)